パーマストン・ノース

Palmerston North

北島南部、マナワツ地方の中心都市であるパーマストン･ノースは、パーミー“Palmy”という愛称で親しまれている。一帯は、マナワツ川ManawatuRiver流域に広がる肥沃な平野となっており、古くから酪農の盛んな都市として栄えてきた。　
パーマストン・ノースには1927年にもともと農業大学として創設されたマッセイ大学Massey Universityがある。現在は総合大学となっているが、今でも農業関係の研究で有名だ。大学周辺には、ほかにも国立の研究機関があり、パーマストン･ノースはこの国の基幹産業である農業、酪農業の研究基地のひとつとして機能している。観光的な見どころが多い都市とはいえないが、明るい文教都市なのでのんびりとしたステイができるだろう。

パーマストン・ノースの歩き方

町の中心はザ・スクエアThe Squareと呼ばれる広い緑地になっている。観光案内所アイサイトもザ・スクエア内にあり、市内やマナワツ地方一帯の観光情報を提供している。メイン・ストリートMain St.がスクエアを挟んで東西に延び、1本北側にあるブロードウエイ･アベニューBroadway Ave.とともにショッピングエリアになっている。