アルマ
ARMA(Agung Rai Museum of Art)
バリ島アートのすばらしさを知る
ウブド南部プンゴセカンの田園の中に造られた、バリの芸能・芸術に関する総合コンプレックス。プリアタンでギャラリーを営むバリ有数の絵画収集家アグン・ライ氏のプライベートコレクションを中心に、インドネシア人やバリに深くかかわった外国人の絵画が並んでいる。広々とした敷地内には巨大なバリ建築の建物がふたつあり、北館(Bale Daja)でバリ絵画をスタイル別に展示し、もうひとつの西館(Bale Dauh)で、インドネシア各地や海外からの画家の作品を展示している。特に見逃せない作品は西館にあるラデン・サレーRaden Saleh作「ジャワの貴族と妻の肖像Regent of Magelang and His Wife」(1837年)だ。シンガポールのオークションで280万ドルもの値がつけられたこともあるという、縦192cm×横126.5cmの大作で、この美術館のシンボル的作品だ。また、近代バリ絵画の祖ウォルター・シュピースWalter Spies作の「チャロナランCalonarang」(1930年)など歴史的な名画も多い。北館は1階にプンゴセカンやウブド・スタイルを、2階にバトゥアン・スタイルの作品を展示しており、グスティ・ニョマン・レンパッドGusti Nyoman Lempadの「踊りの練習Dance Lesson」(1950年)など各時代の秀作が揃っている。
写真
基本情報
- 電話番号
- (0361)976-659
- 営業時間
- 毎日9:00〜18:00
- 料金
-
大人Rp.10万
子供(7〜12歳)Rp.5万 - ※
- アルマではバリ文化のワークショップも行っている。ガムラン、バリダンス、木彫り、絵画などからバリ・ヒンドゥー講義、ヒンドゥー占星術教室まで全12種類で料金はRp.25万。
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