マルペンサ空港

北イタリアのハブ空港を目指し続けられていた拡張工事はほぼ終了し、降り注ぐ自然光が気持ちよい真新しい空港だ。

ターミナルは到着と出発のふたつの建物に分かれ、1階に各施設が集中している。飛行機を降りると、バスや徒歩、モノレールで移動して、入国審査Immigrazioneへと向かう。乗り換えの場合はTransitoの表示に従う。入国審査の窓口はEUとNOT EUに分かれているので日本人はNOT EUに並ぼう。審査はいたって簡単で、入国スタンプを押してもらうと終了だ。人の流れに沿って進むと、ターンテーブルが並ぶ荷物受け取り所だ。頭上の電光掲示板で乗ってきた便名を確認して荷物を受け取ろう。このあたりには、両替所、ATM／CD、トイレなどもある。出口そばには、税関があるので、必要があれば申告しよう。

荷物受け取り所を出ると、到着ロビーだ。両替所をはじめ、バール、郵便局、レンタカーや大手ホテルのカウンター、売店、市内へのバスの切符売り場などがある。空港を出ると、正面が市内へのプルマン乗り場だ。

マルペンサ空港では24時間体制でターミナル1と2の間をシャトルバスが結んでいる。朝の4:00～深夜1:00までは15分おきに、1:30～3:45の間は45分おきに運行しており、各ターミナルを約10分で結ぶ。

ターミナル1の連絡バス乗り場はホテル・シェラトン前から発車。
ターミナル2は空港出入り口にバス停がある。

市内への交通手段はプルマンと鉄道（2路線）、タクシーだ。タクシー乗り場は空港出口の正面にある。プルマンは中央駅、鉄道はスフォルツァ城近くのミラノ北駅（カドルナ駅）と中央駅に到着する。宿泊場所によって、交通手段を選ぼう。
また、いずれも発車前に車内やホーム入口の自動刻印機で時間の刻印をすることを忘れずに。