【中国・蘇州】新しい中国茶の楽しみ方を提案「DRAMA制茶局」
ニーハオ!中国・蘇州特派員もりもりんです。
中国では古くから日常的に中国茶を楽しむ文化がありますが、最近新しいスタイルで中国茶を飲むお店が増えてきているように思います。
2023年8月にオープンしたばかりのお店「DRAMA制茶局」に行ってきました。
場所は蘇州の旧市街地「临顿路」「平江路」の近く。「蘇州状元博物館」の隣にあります。
建物は中国らしい白壁にグレーの瓦屋根で、中は中国モダン。シンプルなインテリアに中国らしい色「赤」がアクセントになっていてとても素敵です。
こちらのお店がある「蘇州状元博物館」は、「状元」に関する博物館。「状元」とは、中国で隋から清の時代まで続いた官吏登用制度の試験「科挙」の「進士」の試験において主席で合格した人のことを指します。蘇州からは700名以上の状元が排出され、全国ナンバーワンだったそうです。蘇州出身の状元に関する歴史や貴重な資料が展示されています。
こちらのお店ではその「状元」にちなんで、店員さんの服装も昔の書生の姿です。
「爱与自由(愛と自由)」というネーミングのお茶を注文してみました。中国茶がこんなボトルに入っているなんて!そしてこんなグラスで飲む日が来るなんて!おしゃれですね~。まるでバーでお酒を飲むような感じです。
こちらのお茶は水出しの、カカオフレーバーの紅茶でした。ほんのりココアの味の紅茶で、他でお目にかかったことはありません。
しかし古くから、お茶にフレーバーを付けて楽しむ文化がありますよね。アールグレイはベルガモット(柑橘類)のフレーバーが付けられたものですし、最近は日本でも白桃ウーロン茶が流行したりしているので、このような新しいフレーバーがまた流行するかもしれませんね。
もうひとつ「雾里青(ウーリーチン)」というお茶を頼んでみました。
「雾里青(ウーリーチン)」は、皖茶(安徽省のお茶)で、マスカットのような爽やかな甘みのあるお茶でした。どちらもとても美味しかったです。
中国茶のお店ですが、伝統的なお茶菓子ではなくケーキが提供されています。それもイマドキですね~。
とてもおしゃれな店内。席数は多くありませんが、私が訪れた平日午後は満席ではありませんでした。
メニューは他にも、ポットで提供される暖かいお茶や、ココナッツミルクのティーラテなどもありました。
ぜひ蘇州で新しい中国茶を体験してみてください。
DRAMA制茶局(状元博物馆店)
- 住所
- 苏州市姑苏区平江路钮家巷2号
- 営業時間
- 9:00-20:00
- アクセス
- 地下鉄1号線「临顿路」駅3号出口から徒歩約4分
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。