【アメリカ子連れ旅】子供とアメリカを120%楽しむための6つのコツ

公開日 : 2024年04月19日
最終更新 :

はじめての子連れ旅でアメリカへ。移動はどうする? もちものは? 気を付けることは? など心配事がたくさん。今回は3歳の息子と一緒に初めての海外旅行でアメリカに行った際に感じた「子供とアメリカを120%楽しむため」の6つのコツをお伝えします!

①<手配編>アメリカへは夜便がおすすめ

シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港にご機嫌で到着!
シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港にご機嫌で到着!

今回訪れたのはオハイオ州のシンシナティ。乗り継ぎのシカゴまでは13時間半と大人でもなかなかの長距離です。昼便・夜便の国際線をそれぞれ経験したママ・パパたちの体験談を聞いた結果、「機内で暇な時間が少ないよう」&「時差ボケを少しでもなくすよう」、移動は夜便にして日中にたくさん遊んでから飛行機に乗りました。出発当日は朝早めに起こし、羽田空港には5時間前に入り、空港内の施設や出発ゲート近くのキッズスペースで遊ばせました。

その結果、飛行機に搭乗してすぐに寝て、飛行時間を半分過ぎたあたりで起きてきたものの、残りの時間は、機内で観られる映画や新しいおもちゃ(100均一で購入したシールや塗り絵)で乗り切りました。

②<機内編>備えあれば患いなし! 便利だったグッズ

飛行機に乗るときはできるだけリラックスできるように、初めからパジャマを着せて搭乗
飛行機に乗るときはできるだけリラックスできるように、初めからパジャマを着せて搭乗

機内でぐずって困ったときのために、ほかにも「もっていってよかった!!」と思ったグッズを紹介します。

●タッパー……機内食が出てきた時に子供が起きているとは限らないので、持ち込み可能な食べ物をタッパーに詰めてもっていきました。
●ひと口お菓子……ラムネやクッキーなど、小腹がすいたときに食べられるお菓子をもっていきました。Hungry Angry(お腹が空いてイライラした状態)を避け、少しでもご機嫌でいられる環境をつくりました。
●体温計&冷えピタ……長距離フライトだったので、体調が悪くなったときのために念のため機内にももっていきました。
●新しいおもちゃ……新しいおもちゃをもっていきましたが、アメリカは空港や店舗で子供向けの塗り絵&クレヨンを配ってくれることが多かったです。
●子供が乗れるスーツケース……購入したものは機内持ち込みサイズではなかったのですが、アメリカでのちょっとした移動に大活躍しました。今回は、1週間滞在&冬服で荷物がかさばり、スーツケースが3つと荷物も多かったのですが、そのひとつのスーツケースを子供が乗れるスーツケースにしたことで、子供が疲れて抱っこしてほしいとぐずったときや急ぎで移動しなければならないときなどに重宝しました。

アメリカの町中でも空港でもすいすい
アメリカの町中でも空港でもすいすい

③<現地編>子供と一緒に楽しむアメリカ

旅行に行く国・地域や子供の性格にもよりますが、今回のアメリカ旅で特に息子(3歳)と一緒に体験してよかったものを紹介します。

アメリカのハロウィンのお菓子は、カラフル&種類も豊富で見ているだけで楽しい!
アメリカのハロウィンのお菓子は、カラフル&種類も豊富で見ているだけで楽しい!

●ハロウィン
日本でも近年ハロウィンを楽しむイベントが増えてきていますが、アメリカでも家をカボチャやおばけなどで装飾したり、仮装をしたりして楽しんでいます。今回は、友人宅の住宅エリアで開催されているハロウィンイベントに参加しました。そのエリアの子供たちが、家をおとずれて「Trick or treat」と言ってお菓子をもらっている様子はとても微笑ましかったです。
アメリカで、どのような仮装をするのか未知だったので、ハロウィンの前日にパーティー用のお店に行ってコスプレや飾りつけ、お菓子を購入しました。大人も子供も全力投球してイベントを楽しむアメリカの人々の姿は、とても素敵にみえました。訪れる町&季節によって、さまざまなイベントが開催されているので、旅行前に調べてみるのがおすすめです!

●ピザパーティー
子供がいると旅行先で、外食を続けるのはなかなか体力がいります。そこで、今回の旅では冷凍ピザを複数枚購入して、ピザパーティーをしました。元々ピザが大好きな息子と一緒に、スーパーに行って「どんな味かな~?」といいながら選びました。宿泊先を探すときにキッチン付きのホテルやAirbnbなどを探すと、家でゆっくり料理しながら過ごせるのでおすすめです。

④<現地編>アメリカでの”食”

ありとあらゆる種類のピザが! 物価が高いアメリカでも比較的リーズナブル
ありとあらゆる種類のピザが! 物価が高いアメリカでも比較的リーズナブル

●冷凍ピザ
アメリカは冷凍ピザの種類が豊富&お手頃価格! そのスーパーオリジナルのピザが売っているところもあるので、選ぶのも楽しいです。

●日本食(うどん、カップラーメンNG……肉エキス)
アメリカに日本食はあることはあるのですが、食べ慣れた味を日本からもっていくのがおすすめ。ただ、アメリカは肉類(牛、豚、鶏)および肉を含んだ食品、肉のエキスを含んだすべての食品の持ち込みが禁止されており、カップラーメンなどにも肉エキスが含まれていることが多いので、カップ麺を持ち込むときは気をつけてください。私は乾麺のうどん・そば・そうめんをアメリカにもっていきました。

⑤<現地編>スケジュールは詰め込みすぎない

異国の地では、近所を散歩するだけで楽しいもの
異国の地では、近所を散歩するだけで楽しいもの

子供はとくに体調不良かどうかがわかりづらいもの。朝から晩まで遊びたい気持ちをぐっとおさえて、「到着日」「到着日の次の日」「出発日の前の日」の3日は、体調に合わせられるように予定を入れませんでした。
実際に、息子の時差ボケがなおらず夜中に目が覚めてそのまま起きて遊んだり(もちろん一緒に遊ぶことになり大人は寝不足)昼寝を日本以上に長時間したり、シカゴの乗り継ぎで荷物が届かず、到着の次の日の夜まで荷物がなかったり、といったことにも対応できました。

⑥<トラブル編>旅行保険について

今回滞在したオハイオの州の町並み
今回滞在したオハイオの州の町並み

息子は保育園に通っており、10月末はインフルエンザがはやっていました。出発前は元気でも、旅行中にいつ体調不良になるかはわからなかったので、悩んだ結果、旅行保険に加入しました。
元々、旅行保障のカバー範囲が大きい&空港のラウンジが使えるクレジットカードをもっていましたが、アメリカは医療費が高額になりがちなのと、緊急の時にLINEで対応してもらえる安心感から、旅行保険に追加加入しました。

旅行保険については、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/3000681/

旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック

自由で、広大で、最先端のアメリカ。スケールの違うアメリカを思いっきり感じ、気ままに旅するノウハウが満載。お得に旅するグレイハウンドバスやアムトラック鉄道についての情報も掲載。『地球の歩き方』 の原点ともいえるのがこの『アメリカ』編です。

※当記事は、2023年11月11日現在のものです
TEXT&PHOTO:梅崎愛莉

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◎外務省海外安全ホームページ
・URL:https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

筆者

地球の歩き方書籍編集部

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。

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