ヴォージュ広場

Place des Vosges

パリで最も美しい広場

ブルボン朝の創始者でもあるアンリ4世が造らせた、パリで最も古い広場のひとつ。パリを世界で最も美しい都にしたいという王の望みに従って、広場の建設が企画されたのは1605年のこと。王自身は暗殺者の刃に倒れ、広場の完成を見ることはできなかったが、1612年ルイ13世の時代に完成し、「王の広場Place Royale」と呼ばれた。広場は、南北にある王の館、王妃の館を含めて36のパヴィヨン(館)に囲まれている。れんがをあしらい、外観がすべて同じスタイルで統一されているのが大きな特徴で、広場を覆う芝生の緑と美しいコントラストを見せている。かつては社交の場、また貴族たちの決闘の場ともなったこの広場、1789年のフランス革命後は、「王」と名のつくものがことごとく排除されたため、現在の名称に改められた。広場を囲む建物の1階部分はアーケード付きの回廊となっており、画廊、骨董商、レストランなどが並ぶ。

写真

  • 調和の取れたたたずまいを見せるヴォージュ広場。週末には芝生の上で日光浴を楽しむ人々でいっぱいになる

    調和の取れたたたずまいを見せるヴォージュ広場。週末には芝生の上で日光浴を楽しむ人々でいっぱいになる

基本情報

最寄りのメトロ(地下鉄)駅
①⑤⑧Bastille
最終更新 :

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。