過去の記憶を失ったミステリアスなヒーロー映画『キャプテン・マーベル』とめぐる90年代のロサンゼルス

「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」を超える、世界興行収入No.1シリーズのマーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』。マーベル初の女性ヒーロー単独主役である本作の主人公は、過去の記憶を失ったミステリアスなヒーロー。彼女の記憶に仕掛けられた衝撃の事実を巡るサスペンスフル・アクションが幕を開ける!この度、マーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』2019年3月15日公開を記念して、作品紹介と映画の舞台にもなった90年代ロサンゼルスを案内。
『キャプテン・マーベル』ストーリー

【ストーリー】
記憶を失ったヒーロー、キャプテン・マーベル。
彼女の過去に隠された “秘密”が、恐るべき戦いの引き金となってしまう。自在に姿を変える正体不明の敵に狙われ、孤独や不安に打ちのめされても、彼女は不屈の精神で何度も立ち上がる。
果たして彼女は記憶を取り戻し、この戦いを終わらせることができるのか?
そして、最後につかむ“衝撃の真実”とは…?禁断の記憶の謎を追う、サスペンスフル・アクションが幕を開ける。
という、アベンジャーズ誕生に繋がる重要なストーリーです。
『キャプテン・マーベル』とは


2018年に公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のラストでニック・フューリーが救援信号を送った相手がキャプテン・マーベルその人。ジュード・ロウ演じるバトルスーツに身を包んだエリート・ソルジャー・チーム“スターフォースの司令官”のいる、銀河の列強「クリー帝国」の誇り高き戦士として戦う彼女がまとうのは、スターフォースのコスチューム。彼女は、若き日のニック・フューリー出会った、最初のヒーロー。
エドワーズ空軍基地


作中でキャプテン・マーベルの身に覚えのないフラッシュバックの中に登場する場所として、カリフォルニア州のモハベ砂漠にあるエドワーズ空軍基地もロケ地の一つになっていて、スケール感やリアリティを高める役割を果たしています。ちなみに、キャプテン・マーベルがロサンゼルスのビデオショップに落下した際に手に取るビデオパッケージが映画『ライトスタッフ』。この作品の中でも、エドワーズ空軍基地がスペースシャトルの帰還ポイントのロケ地として使われているのは豆知識として覚えておいてください。
90年代のビデオショップへ不時着!?

ヴァース(キャプテン・マーベル)が不時着した惑星は地球でした。1990年代半ばのロサンゼルスのビデオショップに落下します。この“ブロックバスター”というビデオショップはアメリカ各地に存在したというチェーン店であり、内部は当時のVHSやポスターで作り込まれ、スタッフをタイムスリップした気分にさせたという逸話があります。このシーンの後、ヴァースは通報を受けて駆けつけた国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)の若きエージェント、ニック・フューリーとフィル・コールソンと出逢うことになります。
ロサンゼルスロケについて

『キャプテン・マーベル』が1990年代中盤を舞台にしたものであることから、作り手たちは、75日間の撮影スケジュールの製作本拠地をロサンゼルスに置くことに決めました。「この映画の様相やストーリーが決まってゆく中で、アンナとライアンは、この素材を可能な限りリアルに作り上げるというアプローチをより重視するようになりました」と語るのは製作総指揮のジョナサン・シュワルツ。「それはつまり、異星の環境の幾つかも、地球の環境の幾つかも、ロケ地で撮影することを意味します。つまり、ロサンゼルスのシーンはロサンゼルスで撮ることを意味するわけで、私たちはそれが可能なことを知ってとても興奮しました。さらに、都市を離れて少しだけ人里離れたロケ地に赴くことも意味していましたが、それは超クールなことで、どんな映画でも出来るようなことではないのです」とコメント。
※本作の監督・脚本・ストーリーをふたりで手がけたライアン・フレック(左)とアンナ・ボーデン(右)。ふたりのコラボレーションは、ニューヨーク大学で映画製作を学んだ時から始まっており、インディペンデント映画出身の彼らにとって本作は初の大作となる。
■『キャプテン・マーベル』
URL:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel.html
2019年3月15日公開!
©Marvel Studios 2019

筆者
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