元気をもらえるパワフルタウン!ホーチミンのキュートな映え建築5選☆
日本から直行便で5時間25分~6時間45分(※発着地や季節などによって異なります)のホーチミン。便数も多く、LCCも就航しているので、安く気軽に行けるのが魅力。ベトナムきってのエネルギーあふれる大都市には、高層ビルやきれいなショッピングモールなどが建ち並ぶ一方で、フレンチコロニアルな優美な建築、色鮮やかな教会や寺院、ローカル色たっぷりの市場など、多彩な見どころにあふれています。そんなホーチミンで必ず訪れたいおすすめのカラフル建築をご紹介!
【1】彩り豊かなタイルがかわいいヒンドゥー教寺院へ
オレンジ色の外壁に囲まれた「スリ・タンディ・ユッタ・パニ寺院」。中に一歩入ると、外の喧噪とは対照的な静寂に包まれ、落ち着いた気持ちになれる場所。靴を脱いで祭壇に上がると、祭壇を囲む通路には一面カラフルなマジョリカ・タイルが敷き詰められ、かわいらしい空間に心躍ります。
このタイルは、大正時代から昭和初期にかけて日本で作られた和製マジョリカ・タイルで、シンガポールのプラナカン建築にも使われているもの。色彩のグラデーションと植物などを縁取る凹凸が美しいエンボスタイルです。
【2】おしゃれカフェ&ショップが集まるリノベアパート
上記の「スリ・タンディ・ユッタ・パニ寺院」から徒歩約5分。歩行者天国のグエンフエ通りに面した「42番地アパート」は若者たちが集まる流行発信地。中にはレストランやカフェ、ショップが軒を連ね、グエンフエ通りから見上げるお店のカラフルなバルコニーがSNS映えすると一躍人気に!
アパートの1階には書店が入っていますが、上階のショップに行くには、書店の脇にある薄暗い入口を奥にずんずん進みます。右側にエレベーター(利用料3000ドン=14円)が見えてきますが、階段でも上がることができます。
【3】ピンクの蓮の花ごしに見える人民委員会庁舎
リノベアパートを満喫したら、グエンフエ通りを北東へ徒歩約2分。見えてくるのは、ガラスでできた蓮の花のモニュメントを中央にすえた美しい噴水。その奥には、クリームイエローの外観がすてきな「ホーチミン市人民委員会庁舎」を眺めることができます。
2019年10月末よりお披露目となったこの噴水は、早くも新名所として多くのツーリストたちが撮影を楽しんでいました。夜20時からは音楽と光を使った噴水ショーが繰り広げられ、一層華やかに。ショーを見るなら数十分前から行ってベストポジションを押さえておくといいでしょう♪
【4】過去のヨーロッパにタイムスリップしたかのような空間!
お次は、噴水がある場所から徒歩約10分の「中央郵便局」に向かいます。歩けなくもない距離ですが、暑い時期やちょっと疲れ気味なら迷わずタクシーに乗ってしまっても!この距離なら2万5000ドン(約117円)以内で行けるはず。
当時駅舎だったパリのオルセー美術館を模して19世紀後半に建てられた中央郵便局。フレンチコロニアルな内装は、実にヨーロッパの駅舎のよう。いまも実際の郵便局として機能しており、ここでハガキと切手を買って、投函することもできます。
世界中の観光客が大型バスで乗り付けるので、正午を過ぎると人でごった返します。ゆったり撮影をするなら午前中の早い時間がおすすめです。
【5】ホーチミンで一番人気のカラフル建築と言えばここ!
中央郵便局からタクシーで約10分。向かうはいまホーチミンで女子に一番注目のスポット「タンディン教会」。通称「ピンクの教会」で、鮮やかな外観は見ているだけでも気分が上がります。
まず教会の真正面の外観を1枚撮ろうとカメラを向けると、近すぎて全体が入らないので、教会の前のハイバーチュン通りを渡ろうとすると、交通量が多すぎて渡れない…というホーチミンあるあるのひと苦労。写真スポットながらも、気をつけて撮影してほしい場所です。
また、日曜日は地元の信者以外は教会の敷地内に入れないので注意。期待以上のピンク色についつい撮影に夢中になってしまうと思いますが、最近は警備係の方がマナーの悪い観光客がいないか、厳しく見張っています。信者の方がお祈りをする所ということを忘れないようにし、静かに訪問を楽しみましょう。
ホーチミンの詳しい情報は、『arucoホーチミン』でチェック!ホーチミンのことを知り尽くした女性編集スタッフが究極モデルプランや体験するべきプチぼうけんを余すとこなく紹介しています。旅のテッパン『地球の歩き方 ベトナム』もぜひご活用ください。
また、2019年7月発売の女子のための旅先選びマガジン『aruco magazine vol.2』の特集「世界のかわいい乙女遺産50」で、今回紹介したタンディン教会を掲載中です。
進化が早く、変化が激しいホーチミンは、いつ行っても新しい発見があるパワフルなシティ。2020年予定の地下鉄開通も楽しみなトピックのひとつ。アクティブなaruco読者におすすめの旅先です!
aruco編集部 福井由香里
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