絶景の宝庫!クロアチアでプチぼうけん♪ モンテネグロとボスニア・ヘルツェゴヴィナの世界遺産&観光も☆
アドリア海のブルーと、旧市街のオレンジ色の屋根がフォトジェニックなドゥブロヴニクをはじめ、中欧屈指の観光大国クロアチアには、どこを切り取っても絵になる絶景があふれています。ローマ時代の宮殿が起源の世界遺産都市スプリットから、季節ごとに異なる表情が楽しめるプリトヴィツェ湖群国立公園まで、憧れのクロアチアで行ってみたい、おすすめの美景スポットをご紹介します。
また、クロアチアからバスで2~3時間で行ける隣国モンテネグロの世界遺産コトルと、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの世界遺産モスタルを満喫する、プチぼうけんプランも必見です!
アドリア海の真珠「ドゥブロヴニク」で、絶景とクロアチアの郷土料理「ペカ」を満喫
クロアチアといえば、アドリア海の真珠とたたえられ、城壁に囲まれた旧市街が有名なドゥブロヴニクはハズせません。城壁の上をぐるり1周歩いたら、プロチェ門から徒歩10分ほどのバニェ・ビーチへ。白砂ビーチと旧市街の眺めはココだけ☆ 午後は逆光になってしまうので、午前中のうちにとっておきの1枚を撮影しましょう。
バニェ・ビーチから城壁の方向に来た道を戻っていくと、右上にケーブルカー(ロープウエイ)乗り場が見えてきます。標高412mのスルジ山へはケーブルカーで約3分ほど。山頂に向かって一番後ろがベストポジション。束の間の空中散歩を楽しんだら、山頂から星形の要塞をまっすぐ見下ろせるポイントで、ドゥブロヴニクらしさ満点の絶景を満喫しましょう。
帰りは写真を撮りながら、ゆっくり徒歩で下山するのもOKです。山頂から15分ほど歩くと、クロアチアの郷土料理「ペカ」を味わえるレストラン「コノバ・ドゥブラヴァ」があります。
「ペカ」とは、大きな鉄鍋にラム肉やタコ、ジャガイモなどとハーブやワインなどを入れて、炭火でじっくり蒸し焼きにしたクロアチアの名物料理。調理に時間がかかるため事前予約がマストです。炭の囲炉裏が置けない旧市街ではできたてのおいしいペカを食べられないので、ぜひお試しを!
■ コノバ・ドゥブラヴァ
URL:http://www.konobadubrava.com/
ローマ時代の宮殿が町に生まれ変わった! 世界遺産「スプリット」
ドゥブロヴニクからバスで4~5時間ほどで、アドリア海沿岸最大の港町スプリットへ到着。ローマ時代の宮殿が、時代の変遷を経て町に生まれ変わったスプリットは、港に面して旧市街が広がり、世界遺産にも登録されています。古代から中世、現代が交錯する旧市街を歩きながら、悠久の歴史を感じてみましょう。
300年頃に建てられた、世界遺産ディオクレティアヌス宮殿は城壁で囲まれ、ロマネスク様式の大聖堂や洗礼になっている神殿、広大な地下室などの見どころがいっぱいです。
大聖堂では美しい祭壇や聖歌隊席など、貴重な美術品を見ることができます。また、大聖堂に隣接する高さ約57mほどの鐘楼は、旧市街のシンボルとなっています。鐘楼は階段で上ることができますので、ぜひ頂上から360度のすばらしい眺めを楽しみましょう。
夕方になったら、旧市街から港沿いのプロムナードを抜け、坂道を上って、夜景の名所マリヤン森林公園へ出かけましょう。港とスプリットの町を見渡す丘の中腹までは、旧市街から歩いて10~15分ほど。夕景から夜景へと刻々と変化していく大パノラマに感激せずにはいられません!
季節ごとにさまざまな表情を楽しめる♪世界遺産「プリトゥヴィツェ湖群国立公園」
スプリットからバスで約3時間30分ほどの、世界遺産プリトゥヴィツェ湖群国立公園もハズせません。エメラルドグリーンやターコイズブルーに輝く16の湖と大小92もの滝が、緑の渓谷を縫って階段状につながる、豊かな水と自然の楽園は、一生に一度は見たい絶景です。
マイナスイオンを浴びながら、木製の遊歩道を歩けば、木々と水の音に癒やされること間違いありません。緑が濃く空と湖の青がまぶしいベストシーズンの夏はもちろん、赤や黄色に色づく紅葉が美しい秋もおすすめです。
冬になると真っ白な雪や氷に覆われ、幻想的な景色に変わります。春には可憐な花が咲き始め、雪解けで水量が増し、迫力ある滝を眺められます。季節ごとにさまざまな表情を楽しむことができるのも、プリトゥヴィツェの魅力です。
隣国モンテネグロとボスニア・ヘルツェゴヴィナへデイトリップ。モンテネグロの世界遺産「コトル」も必見!
中欧各国と国境を接するクロアチアは、隣接する国へのデイトリップもバスやツアーで手軽に行くことができます(要パスポート)。なかでも人気が高いのが、モンテネグロの世界遺産「コトル」とボスニア・ヘルツェゴヴィナの世界遺産「モスタル」。
モンテネグロの世界遺産「コトル」へは、ドゥブロヴニクからバスで約2時間30分ほど。深く入り組んだ湾の最も奥にひそみ、険しい山々に囲まれた城塞都市コトルは貿易で繁栄しました。
城門をくぐり、旧市街の石畳の路地を散策しながら、1160年創建の聖トリプン大聖堂を見学しましょう。旧市街にはカフェやおみやげ屋さんが並んでいます。
急勾配の城壁をひたすら20~30分ほど上っていくと、小さな救世聖女教会が中腹にあります。高さ20mほどの頂上まではさらに20~30分かかりますが、コトル旧市街とコトル湾を眼下に見下ろす美しい景色に出合えます。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの世界遺産「モスタル」へ
ボスニア・ヘルツェゴヴィナの世界遺産「モスタル」へは、ドゥブロヴニクからバスで約3時間ほど。モスタルのシンボル橋「スターリ・モスト」は1993年の内戦で破壊された後、2004年に再建。翌年世界遺産に登録された平和の架け橋です。
地元のダイバーが橋の上から川へ飛び込むパフォーマンスもあり、スターリ・モストは大勢の旅行者でにぎわいます。
オスマン朝時代のオリエンタルな雰囲気が残る旧市街では、イスラム模様のランプなど、エキゾチックなおみやげが見つかります。
1618年築の「コスキ・メフメット・パシナ・ジャミーヤ」は、オスマン様式の美しいイスラム寺院です。河岸近くにそびえる尖塔からはスターリ・モストが一望できます。ベストビューを撮影したら、SNSでシェアしましょう。
クロアチアとモンテネグロ&ボスニア・ヘルツェゴヴィナを巡る旅まとめ
絶景の宝庫クロアチアと、隣国モンテネグロ&ボスニア・ヘルツェゴヴィナの世界遺産を満喫する旅はいかがでしたか? 『arucoクロアチア スロヴェニア』では、よくばりに絶景を巡るプランのほか、町歩きや観光、グルメ、おみやげもぜんぶ紹介しています。ぜひチェックしてくださいね!
aruco編集部 金子久美
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