安くて、早くて、チップもいらない!お手軽ファーストフード
東京やNYと違い、車で出かけることの多いLA。お手軽なファーストフードは、ロサンジェリーノにとって、ごく身近な存在です。
我が家の近くにも、マクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、バーガーキングなど日本でおなじみの店はもちろん、エル・ポヨ・ロコ(メキシカン風チキンの店)、デル・タコ(メキシカンファーストフード)、ジャック・イン・ザ・ボックス(バーガー)、その他チェーン店以外にも、多くのファーストフード店が並び、その気になれば毎日違うお店で1日3食食べられるくらいです。
世界的チェーン、マクドナルドでは、各国で異なるメニューを出し、季節メニューがあるのはよく知られた話ですが、アメリカでは今、バーガーではなく、McCafeと題し、コーヒーを大プロモーションしています。これは不景気の影響もあって、スタバなど値段が高めのブランドコーヒーの消費が落ち込んでいるのを受け、マクドナルドで「ちょっと安め」のコーヒーはいかが?ということなのでしょう。これまでファーストフード店のコーヒーには、「薄くて香りがない」というマイナスイメージがありましたが、McCafeは値段は安いけれど、ちょっとグルメ路線を狙った雰囲気です。
さて、バーガー系で今、新商品で頑張っているのは、バーガーキングとジャック・イン・ザ・ボックス。以前、ミニバーガーが流行っているという記事を書きましたが、この2つの商品、相変わらず大人気です。バーガーキングでは、ごく普通バージョンのお肉を使ったミニバーガー6個入りのコンボ(英語ではValue Mealといいます)が定番ですが、ジャック・イン・ザ・ボックスでは差別化を狙っているのか、ちょっと高級なお肉を使い、かじった瞬間にじゅわーっと肉汁がしみでるようなリッチなテイストのミニバーガーで、こちらのコンボは3個入りです。質をとるか?量をとるか?というカンジですが、私はどちらも大好きで、その日の気分によって、両方買い分けています。ちなみにジャック・イン・ザ・ボックスは、最近フライドチキンを使ったミニバッファローランチ・チキンサンドイッチを発売。こちらは現在、一部の店舗で実験的に販売しているようです。(見かけたらお試しあれ)
ファーストフードというと、どうしてもハンバーガーというイメージが強いですが、メキシコ系住民の多いLAでは、メキシカンフードのファーストフードもとってもポピュラーです。チェーンとして大きいのは、タコベル(Taco Bell)、エル・ポヨ・ロコ(El Pollo Loco)、デル・タコ(Del Taco)。それぞれタコス、ブリトー、ケサディーヤ(トルティヤの中にチーズ、肉などをはさんだもの)などがあり、ポテトやコーラなどと一緒になったコンボがあり、ドライブスルーで買えるので、バーガー系のファーストフードと同じように手軽に利用できます。
アメリカではチップがいつも必要で、これはこれで10年ほどアメリカに住んでいる私にとっても毎回15%〜のチップを計算するのが頭痛の種ですが、ファーストフードは、「安くて、早くて、チップ不要!」と三拍子揃って言うことナシ。特に旅行中のランチは、手早くすませて観光やショッピングに時間をかけたいもの。そしてアメリカのメニューは、日本と違い写真がないのが特徴ですが、ファーストフードだけはほぼ必ず写真付なので、英語が苦手な人もらくらくオーダーできます。ぜひ、いろんなお店にチャレンジしてみてください。
ここにあげた以外にも多くのファーストフードがありますので、そのうち今度はちょこっとグルメ系のファーストフードも紹介してみたいと思います。
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