アメリカ入国に関する事前申請

公開日 : 2008年06月10日
最終更新 :
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先日、アメリカ国土安全保障省(U.S.Department of Homeland Security)が来年度からビザ免除プログラム対象国からの旅行者に対し、アメリカ入国前にインターネット事前申請が必要になることを発表しました。

これはESTA(Electronic System for Travel Authorization)と呼ばれ、日本や英国をはじめとするビザ免除対象国(27ヶ国)からの旅行者を対象としたもので、現在、飛行機で移動する際に記入する入国書類、I-94W(緑色の細長い紙)という書式とほぼ同じ内容の情報をオンラインで旅行前に記入するものです。

このシステムは2009年1月12日から施行予定ですが、2008年8月1日から任意で受付を開始する予定で、いったん情報を送信すると2年間有効(パスポートの有効期限内)。ただし、施行前はこれまで通り、紙のI-94Wへの記入も必要です。

英文詳細(公式発表)

アメリカでは9・11のテロ事件以降、入国審査が厳しくなっています。これまでは実際にアメリカ国内に入国した後に審査官と対面式でパスポートと照らし合わせて入国審査が行われていましたが、今後はそれだけでなく、入国前にできる限りのチェックを行うことがセキュリティ上必須ということなのでしょう。

ちなみにアメリカ国内の空港でも、最近全身をスキャンする機械がロサンジェルス、ニューヨークなど全米10ヶ所の空港で導入されたのですが、体の細部まで鮮明にうつってしまうため、プライバシーの侵害ではないか?と問題になっています。

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