オリンピック2020
オリンピック2020年の最終候補はイスタンブール、マドリッド、東京。ちまたではほぼ東京とイスタンブールの一騎打ちと噂されているとか。私も、2020年はそっちかなーとか今からほのめかされることが多くなってきました・・・
IOCの東京視察が終了したようですが、いろいろサプライズを用意したようですね。唯一の弱点だった市民の支持率も上がってきているとか。この件に関して、いろいろ街行く人に取材する機会も多いのですが、イスタンブールの人々はいうことがかわいい!「選ばれたら、イスタンブール市民は、とても誇りに思うよ!選ばれて欲しいし、イスタンブールはやれる力を身につけたと思う。」と全体にすごく歓迎ムードなのですが、「でも負けるのが東京だったら、祝福するよ。日本のことは大好きだし、兄弟国じゃないか。イスタンブールで行われて欲しいけど、もし選ばれるのが東京だったらしょうがないよ」とライバルへの親愛の情丸出しのフォローも入れてくださる。まあ、聞いてるのが日本人の私だからというのを差し引いても、このごろ昔のような熱いトルコの日本びいきはなくなったなあと感じていた中、ちょっと嬉しくなるような優しいコメント続出です。
今月終わりにはIOCはイスタンブールにもやってくるわけですが、どんなもてなしがあるかはまだメディアにも知らされていない。東京視察の取材に行っていたトルコメディアたちは金曜、土曜と続々帰国しますが、トルコオリンピック招致委員会は今のところコメントなし。以前と違い、2010年のヨーロッパスポーツ首都など、国際大会開催の経験を積み、スポーツイベントの開催運営に必要な施設も充実させてきたトルコは「今じゃなきゃいつだ!?」というほどの気合の入り方。ただし「ISTANBUL2020が決まったらEURO2020はイスタンブールじゃなくなる。政治的にはオリンピックは東京にして、EURO2020がトルコじゃない?」という意見の市民もいました。まあサッカー人気に比べ、今までレスリングや重量挙げといった地味な種目での参加がほとんどだったトルコでは、ロンドンまで、あんまりオリンピックへの注目度が高かったような気はしませんからねえ。でもロンドンは、女子のバスケやバレーの初出場、陸上の金銀メダルなどトルコでは今までにない盛り上がりを見せた大会だったと思います。
さあ、どこへ行くのかオリンピック2020。9月まで目が離せませんね。
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