最新日本食事情

公開日 : 2005年03月17日
最終更新 :

タキシム広場からアクサライ方向に向かう、タルラバシュ通りの入り口にあるうどんやという日本食料理屋の看板が外された。通りがかりのバスから貸し店舗のポスターを見た私は、えっ、また日本食レストラン閉店?とびっくりした。

おととし日経などでもニュースとして取り上げられた、讃岐うどんの四万十川が開店2ヶ月もせずに閉店してしまったと思ったら、昨年末にはチュラーンサライホテルにあった鉄板焼きベニハナが閉店。タキシムで一番古いといわれた中華レストランも閉店してしまったし、なんだかブームが過ぎ去った感のあるイスタンブル日本食事情である。

もっともスシだけは独立した市民権を得たようで、空港にもカウンターがあるが、ああいったスシバーを併設したレストランというのはたくさんある。ちょっと大きなスーパーなどでも惣菜コーナーの片隅においてあったりして、スシの名前はいよいよイスタンブールにも浸透したといえるだろう。ただし売れ筋はサーモンやうなぎ、とび子をまぶしたカルフォルニアロールなどで、嫌われるのは玉子。握るのもほとんどがタイ人やフィリピン人で、ちょっと違うと思ってしまうことも少なくない。

イスタンブールは本当に淘汰の激しい町で、生き残っていくのは本当に大変。冒頭のうどんやは、閉店ではなく移転してポイントホテル(旧タキシムプラザホテル)で数週間後に開店予定。他にも新しい日本食店としては、ビジネス街レベントのイシクレシビル内にITSMEが開店。領事館に用のある方やビジネス客には便利な立地ではないか?

個人的には、日本食もあるファミレスが1軒欲しいところなのだが。

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