隠れちゃうかも絶景ポイントSF
アメリカで最もエコな連邦ビル『San Francisco Federal Bldg 』 建築家トムメイン氏の設計です。
用事がなければ、訪れる機会はないのですが、"展望室" があるというのでそこからの景色を見にいく事にしました。 やはり玄関には、セキュリティーチェック、パスポート、身分証明書(ID)を提示 日に100人ほど見学者がいるそうですが、来館者名簿に名前とサインをして、空港のように荷物が流されていきます。
無事通過して、ロビーの吹き抜け‥。
エレベーターで11階 "スカイガーデン" へ上がります。 一緒に乗った方達は、いわゆる公務員さんですが、日本のお役所のイメージ、スーツは勿論皆無。 ネームプレートをぶら下げてそれぞれの階で降りてゆきます。
11〜13階は、一般公開されているオープンスペースです。 11階は、椅子テーブル、卓球台があり、職員の方が休憩時間を利用して楽しんでいました。 12、13階には、"スカイブリッジ" 渡り廊下のようになっていてブリッジ反対側は事務所になっています。 途中のベンチに腰を下ろして風景を眺める事もできますが、このスペースは、全体的に半透明の強化プラスティック(様)なので、少々足がガクガクして、高所恐怖症ではないはずですが、膝の力が抜けたようになりました。
ジャイアンツ球場が遠くに見えます。 Mission Bay地区
小児科、婦人科を中心にUCSFメディカルセンターが引っ越してきていて、付随しコンドミニアム等も建設中。
元火力発電所の煙突、ポトレロヒル地区周辺
ここも再開発計画が進み、専門学校、飲食店などができています。 "昔は足を踏み入れたくなかった場所" が、古びた鉄骨を上手く室内外の装飾にアレンジする等、新しい感覚で表現されて、若い感性ほとばしるエリアです。
市内マーケット通り周辺再開発エリア、『Mid-Market ミッドマーケット』 北西部の再開発と共にサンフランシスコは、建設ラッシュを迎えています。 プロジェクトの数は140。 ちょうど連邦ビルを中心にクレーンがあちこちに見る事ができしばらくするとここから景色は変わってしまうのでしょうね。 スカイガーデンは、光と空間を表現した作品が多い現代美術家ジェームズタレル氏が手がけたもので、数年後の風景を想像しての展望室だとすれば、今度はどんな風景を見る事ができるか楽しみです。
(今月のお題:貴方の街の隠れた絶景ポイント)
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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