一枚の写真、思った事 〜3月11日〜
3月10日日曜日(日本時間の3月11日)
ボデガベイからセバストポールという街へ向かう道。
一面黄色い菜の花かレンゲか‥。
柔らかい春の青空と、
赤いシャツのチャリンコ乗り。
きっと、2年前もさして変わらなかった風景だったと思います。
そして、この風景からさして離れていない場所に、1960年代前半、電力会社が、岬に原子力発電所を作ろうとした場所があります。
しかし、すぐ右側に "サンアンドレアス断層" が、あり結局作られる事はありませんでした。
ランチを、Bodega Bay(ボデガベイ) で食べようと出かけたのですが、道すがら、仮に、住民の反対を押し切って電力会社が原発を作っていたら、仮に、その原発に万が一の事が起こったら、距離的にあの風景は立ち入り禁止区域になるかもしれない。
赤シャツのチャリンコ乗り、ないのだなぁ〜。
遠くで生活をしていると忘れがちになってしまいますが、奇しくもその日、"地震と原発" 痛ましい災害、決して繰り返してならない事故、思い出す事できました。
今なお、生活に御不自由されている方、未だ行方の分からない方が、大勢いらっしゃいます。
皆さんがあの日の前と同じような日々、ご家族の元へ帰る事が出来ますように‥。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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