現代アート?シンディーシャーマン、写真家・畠山直哉展
市役所付近の9th St 道路案内に『学校が始まりました。』 と表示を見て新学期、新生活がスタートしているのだと気がつきました。 COSTCO (コスコ/コストコ)では、大きなカートにメモを見てスマホの電卓で計算しながら、手頃な値段のビール、ウォッカ、チップスを沢山入れていていました。 大学では、新入生歓迎パーティーも開かれ週末は、少々、羽目を外してしまう人も現れる時期、日本の4〜5月頃の様子です。
さて、SFMoMA サンフランシスコ近代美術館では、写真家の Cindy Sherman(シンディーシャーマン)展が、10月8日まで開催されています。 シンディーさんは、ニュージャージー州生まれ、ロングアイランド育ち、ニューヨーク州立大で美術を勉強し、個展を開けるようにまでなり、1980年SOHOでの個展で注目されるようになりました。
1970年代後半制作された 『Untitled』 アンタイトルシリーズで不動の地位を築きました。 これは、映画のあるシーンに彼女が登場人物そっくりに変装し、自身を撮影した作品ですが、比較的B級映画が題材に使われる事が多かったようで、私は、映画があまり詳しくないので、「なるほどそんな映画もあったのか〜。」 と、今度映画観てみようと思いながらが鑑賞、しかし映画マニアさんには、共感できる懐かしい物ものがあるのではないでしょうか。 また、80年代中頃からは、グロテスクな作風が多くて、ママがそっと子供を連れてその前を通り過ぎて、別の作品を観るという光景もありました。
コレクターもいるほど人気で、オークションにも出品されるほど、カテゴリーとしては、『現代アート』 で写真ではないそうです。
生まれ育った傍に採掘現場があったので、畠山さんの作品は、普段あまり行かない石炭堀り鉱物露天掘り現場の作品が有名です。 石がゴロゴロして思わず掘ってみたくなるような写真がいっぱいです。 ビルの発破の写真は、大きなパラパラノートみたいでした。 陸前高田市で生まれ育った氏が、どんな気持ちでシャッターを押した事か‥ 3月11日津波の後の出身地周辺の写真は鬼気迫るものを感じました(涙)
〜決して忘れてはいけない光景でした〜
部屋をでる際、セキュリティーの方が私を見て大きくウナズキました。 何故だか私も2〜3回頷いて答えました。 この "ウナズキ" は、果たしてどんな意味だったのか自分でもよく分かりませんでした。 個展は、11月4日まで開催です。
ここに来る度必ず写真を撮って葉っぱの様子を観察しています。
「今度来た時には渡ろう。」 と膝に後ろの力が抜ける場所です。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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