南アフリカの治安2 最新情報

公開日 : 2010年03月25日
最終更新 :

以前に南アフリカの治安についてのアドバイスを書きましたが、今回はその続きです。

最新の情報も取り入れているので、是非ワールドカップの際の旅行等に参考にして頂ければと思います。

►クレジットカード

• ガソリンスタンドではなるべく現金支払いにすること。ヨハネスブルグに住む知り合いで、ガソリンスタンドで買い物をした後銀行口座からお金が引き出される事件に遭った人がいます。

• 基本的にクレジットカードはレストランであっても必ず人に渡さず、機械をテーブルに持ってきてもらい、その場でチャージをしてもらうようにしましょう。

►帰宅時

• 帰宅する際自宅のゲートに辿り着く前に危険な目に遭うことが多いと言われています。家が近いということで安心して注意を怠るからだそうです。家のゲートに着く前にきちんと周りをチェックし、不自然なことが無いかを確認する必要があります。

►警察による道路上のチェック

• 最近週末の夜に警察によるチェックが厳しくなってきています。私も2週末連続して車を止められました。チェックは主に免許証やスピード運転、そして飲酒運転です。飲酒運転は息を吹きかけるアルコール度検知器(Breathalyzer)でチェックされ、問題がある場合は更に警察署に行って血液検査になります。南アフリカのアルコール限度は呼気中0.24 mg/Lです(ちなみに日本は呼気中0.15 mg/L)。南アフリカの交通安全のホームページによると、1ユニットが 0.10 mg/Lとすると、1ユニットを分解するのに約1時間かかるそうです。ちなみに340mLのビールが約1.1-1.2ユニットです。

•また、免許証や飲酒運転以外でもチェックされることがあります。先日私が助手席に座って居た際、「パスポートを見せろ」と言われ、その時は運転免許も持っていなかったのでその旨を伝えると、「パスポートを保持していていない場合は警察署に連行する」と言われました。10分程話合いの結果最終的には家に戻ることができたのですが、かなり恐ろしい経験ではありました。外務省の「海外安全ホームページ」によると、外国人はパスポートまたは警察によるCertified Copyを持ち歩く必要があるので、気をつける必要があります。

•きちんと運転免許や飲酒運転を取り締まっている警察官もいるのですが、残念ながら必ずしもそうではない警察官がいることもあります。お酒を飲んでいなくても警察に連行すると脅したり、パスポートが無いので警察に連行したり、などなど。私は個人的には経験がないのですが、友人の中にはお金で解決する方法を取ったひとも少なくありません。そういう場合は"Can I pay the fine now?"(今罰則金を支払っても良いですか?)と聞く方法があります。しかし基本的には賄賂を渡すことは法律で禁止されており、罰せらる可能性ももちろんあります。

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