マダニには要注意!
インドへ駐在をするということは、日本で色々な注射を打って行くのですが、
風土の違いか風邪をひきかけたというヒマもなく一瞬にして高熱にうなされたりします。病名のわからない目の腫れ(トラフォームか?)やあらゆる医療関係をはしごした私。
同じく愛犬もグッタリして、大好きな散歩にも行きたくない様子。そして元気がなくなったので、かかりつけの獣医へ走りました。すると血液検査の結果、「マダニ」にやられているという事がわかりました。どうしても緑の多い公園へ連れ出してしまったのでそこで寄生していたマダニに内蔵までむしばまれてしまうと、命取りになる怖い病気です。
貧血がひどくなりフラフラ。そして食欲もなくなってしまいます。元気だったインディも寝たきりでとうとうこの地で看取るのかと思いました。
インド人の犬を飼っていた友人が、チャナという豆が血液を増やすんだと教えてくれました。納豆もよいし、野菜を少量ずつ赤ちゃんの離乳食のように茹でてつぶして「くたくたうどん」に混ぜたり、おかゆに混ぜたりと必死です。
【奇跡】を信じて私は一生懸命に食事療法で治そうと毎日奮闘しました。
そして1日に2回も点滴を打っていた愛犬インディには奇跡がおこって全快したのです。高価な納豆は我々の口に入らずコッカー•スパニエルのために作られました。豆類はとてもよいそうで、その頃に日本の駐在の方のワンちゃんも同じ病気で苦しんでいたのでアドバイスをしましたら、奥様も大喜びで試してみると言われましたが、その甲斐がなく天国へ行ってしまいました。
1年中しぶとく発生するマダニ。どうしてもグリーンを求めて公園に行ってしまう私たち。強力スプレー、ノミ、マダニ取りの首輪やらスポット。あれらは一体効き目がないのでしょうか?
獣医さんも毎月首と背中、腰の方に数滴たらすスポットをするように勧めてくださり、たまにはマダニをよせつけないシャンプーのあとは、外でスプレーをするように言いました。今ではあの悪夢が嘘のように元気で暮らしています。
犬は人間のように喋る事が出来ません。特に環境の厳しい土地では人一倍気配りをしないといけませんね。
今日はペットの病気のお話でした。
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