スパイスマーケットでインド料理のルーツを!

公開日 : 2013年01月24日
最終更新 :
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 インド料理といえば、何っていってもスパイス。あのマサラ(スパイス)はさすがに広いインドだけあって星の数にも及びます。

 料理上手の主婦は、家族の体調に合わせた香辛料を使って料理しています。全てが5千年前からのアーユルヴェーダ教典に書かれてあるように、香辛料(スパイス)=医薬!として存在しているため、私もうまく使いわけて健康を維持してみましょう!

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という事で今日はオールドデリーのスパイスマーケットへ行ってきました。

 北インド料理に欠かせない、カルダモンはとても高価なモノだけれど、チャイにも必ず入っていますね。精神的にリフレッシュする働きがあります。どうりで気分転換に最高の飲み物だったんですね?アーユルヴェーダ治療でも使われているうこん。つまりターメリックはショウガ科の一種なのでまるでショウガの形をしています。私は粉末しか見た事がなかったので、マーケットで初めて現物を見て驚きました。これを粉にしたら美しい黄色になるのです。カレー料理に欠かせないスパイスのひとつです。

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 ところがこのスパイスマーケットって、車もオートリキシャも通れないくらいの狭さというか、人の山なんですね。

問屋街だから、大きな10㌔もあるスパイス袋を頭に載せたおじさんたちがたくさんいます。中には牛や馬のうしろにリヤカーをつけて重い袋を運ばせているシーンも見かけます。

「 塩辛い大井戸」という意味を持つカリ•バオリ通りに一歩踏み込むと、もうスパイスの空気で急に咳コンコンになってしまうほど強力です。この狭い所に間口一軒らしき店が2万店舗も入っているのだから!

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 人のよさそうなお兄さんたちが、

「こっちで買って!写真も撮ってー!」

と大はしゃぎ。

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 中には競りをしている商人も多数いて、観察しているだけでも面白い場所です。あれだけ「カオス」という言葉がふさわしいロケーションはないくらいスゴイところでした。鼻も、耳も頭もしびれてしまうのはなまじスパイスのせいだけではないかもしれませんね?

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