ガンダムブーム、続く
7月25日に巨大なガンダムとシャア専用ザクⅡが香港の巨大ショッピングモール、時代広場(Times Square)に展示されていると書きましたが、8月2日よりさらに展示物が増えた上、キャンペーンが開始され、子どもたちの夏休みと相まって来場者が止まらない状況です。改めて行ってきました。
風雨にも耐えられる設計されているガンダムとシャアの赤いザクは健在。まさに人だかりでした。そしてそのすぐ横になんと普通の緑のザク20体が展示されています。高さは1.8メートルでその光景は圧巻。あまりの人数の多さにそのエリアに入る人をコントロールしていました。
タイムズスクエア入口のエスカレーターを上がると今度は長さ10メートルのホワイトベースがドンとぶら下がっています。プレスリリースによるとこのスケールで展示されたのは初めてのことだそうです。
そのホワイトベースの下には"ガンプラ"の模型がたくさん。ガンダムの簡単な歴史がわかるのパネルも展示されていました。そして、もちろんガンプラも販売されています。RX78のあるプラモデルを見ると日本で2500円で売られているのがこちらでは225ドルでした。まさか小生、アベノミクスの円安の影響をここで実感するとは思いませんでしたが...。
イベント好き、日本の文化に関心の高い香港です。宮崎駿の映画、ハローキティ、ドラえもんなど日本のアニメは人気が高いですが、このガンダムの浸透度は私の想像を超えていました。女性の割合も高いことにも驚きました。この人気度は並みのものではありません。ガンダム、恐るべし。
なお、このイベントは9月1日まで実施されています。
筆者
香港特派員
武田信晃
新聞社や香港現地邦人紙の記者/編集者を経て、フリーランス・ライターとして活動中。スポーツ、グルメ、エンタメまで幅広くカバーしている。
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