今年のサンタはアプリで探す?

公開日 : 2011年11月03日
最終更新 :
筆者 : MAKOTO
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何かを知らせる場合(あるいはお知らせを受け取る場合)に、「twitterやfacebookといったツールを使う」ということが一つの流行になっているとは伝えられています。主に「草の根のネットワーク」というイメージが強かったのですが、最近ではメディアとして企業や団体が目立って積極的に使うようになってきています。

そのことを強く感じたのは昨日出席したトロントで行われる今年の「サンタ・パレード」のメディア・プレビュー。例年はサンタが出て来ておしまい、というイベントなのですが今年はすっかり様変わりしていました。

その立役者は、パレードの総責任者ピーターさん。記者会見で彼は「今年のサンタ・パレードのキーワードは『インタラクティブ』」と胸を張って発表。イベントの主催者側が「草の根ネットワーク」を使ってイベントを盛り上げる、そういう時代が伝統のサンタ・パレードにもいよいよやってきたのですね。

パレード自体はサンタが中心人物、これは変わりません。今年はこの伝統に加えてiPhoneアプリでパレード中のサンタを追跡したり、「サンタ・カム」というカメラを搭載したフロートが観衆を撮影した写真を見たりプリントできるようにしたり、という新しいアイディアが、サンタ・パレードイベントにおける「インタラクティブ」ということなのですね。テクノロジーを使って欲しい情報をリアルタイムに出す、イベント参加者はそれを受け取り、次の行動を計画したり、イベントを見るだけではなく積極的に参加する、そういうアイディアです。

数々の発表が行われた今日のイベント。それでも皮肉なことに会場が一番盛り上がったのは、サンタが登場した時。どんなにテクノロジーが進み、情報が増えても、結局は昔から変わらないサンタの物語に心躍らせている、その辺が大変興味深かったですね。結局一人の人間が心を動かされるストーリーがイベントの中にあるかどうか、その辺が今も昔も鍵になっているのだと思わされました。

そおいえば、iPhoneアプリには「iPhoneを振ると鈴が鳴る」という機能があります。さて当日、どれだけの人がサンタに向かってiPhoneをかざすのでしょうか。ちょっと興味があります。

当日の様子は私のブログの方でも書いていますので、こちらからどうぞ。いつものようにツイート中継は下から。

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