東京牛乳
いきなりですが・・・
なぜに東京で牛乳なのか
先日、スーパーの牛乳売り場で立ち止まり、
約3年ほど前から関東地域限定で販売されている
東京産生乳100%の「東京牛乳」を見つめ、
しばらく考え込んだ、東京特派員、松尾です。
皆さんはご存知だったでしょうか。
その昔・・・、東京のど真ん中に
牧場があったことを
「東京牛乳のホームページ」によると・・・・
時は江戸幕府が崩壊した後の明治時代。
東京の中心部は、諸大名が住んでいた江戸屋敷が廃墟となったため、
その場所を農業や酪農の牧場として利用開始。
明治6年頃には7つの牧場が存在し、明治中期に入ると
今の文京区を中心に、およそ20軒近くもの牧場が存在したそうです。
その証拠に、赤坂の日枝神社にある駐車場の脇には、
「わが国黎明期の牧場」と書かれた説明案内があったり、
飯田橋には、戊辰戦争で有名な榎本武楊の「北辰社牧場跡」の記念碑があったりと、
東京のど真ん中に牧場があった事を物語っております。
この辺は坂の多い地域ですからね・・・
放牧にもピッタリだったのでしょうか
こうなってきますと、カウパレードの光景も、
まんざらありえない訳ではございませんね・・・ (←ビミョ〜)
そして、その当時の牛さんの数。
約3,000頭
今となっては人間だらけですが、
明治時代の飯田橋や赤坂界隈の都会は、
牛さんだらけ
当時、特に好んで飲んでいたのは外人さんや、新しもの好きの・・・
やっぱり、江戸っ子 ( ̄▽ ̄|||)
なんだそうな。
東京の話題となると、どこにでも顔を突っ込んでくる
江戸っ子達でございます・・・。
こうして都内各地「毎日限定」で飲まれるようになった新鮮な東京牛乳。
現在は都内から多摩地域へと拠点を移し、
多摩地区の生産者の方々が、この「東京牛乳」を作ってくれているそうです。
ただでさえ関東でしか味わえないという「東京牛乳」ですが、
毎日5tの生乳しか使用しないため、
1日5,000本限定
貴重でございます。
販売されている場所も限られているようですが、
まだ飲んでいない方は、スーパーやコンビニで見つけた際に、
一度くらいは購入し、東京の牛乳味を噛み締めてみるのも良いかと思います。
牛乳はちょっと・・・という方は、パンでお馴染みの「pasco」で、
先月(6/1)から関東地区限定で、「東京牛乳スイートパン」
「東京牛乳蒸しパン」が売り出されているようです。
また、大田区を中心にしたセブンイレブンでは、
東京牛乳を使った「ミルクシュー」が発売されて、大人気なんだとか。
東京牛乳の製造は少ないため、
何を買うにも「限定」がついてしまうという貴重な東京牛乳。
地方から東京に遊びに来る方々も、
東京の牛乳の味を、是非味わってもらいたいと思います。
一度お試しあれ。
さて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここまで牛乳について熱く語ってきたわけですが、
実はわたくし、牛乳が飲めません・・・
あはっ(^_^;) (←動揺中)
ただし、コーヒーに入れて飲むのが大好きなもので、
購入しております・・・
あはっ(^_^;) (←説得力なし)
◆「東京牛乳」の詳細
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