【取材】 本場ブルガリアのヨーグルト祭り・前編
7月末に毎年ブルガリアの地方都市で3日間に渡って開かれる「ヨーグルト祭り」
まだ日本のメディアでは紹介されていないこのヨーグルト祭りを取材して来ました。
ブルガリアのお祭りらしさ満点でヨーグルトだらけです。
2008年ヨーグルトフェスティバル
開催地: ラズグラッド (ソフィアから約400km/約5時間の地方都市)
今年のヨーグルトフェスティバルの内容は以下のような感じです。
1.各地方の自家製(ドマシュノ)ヨーグルトのコンテスト
2.各地方によるヨーグルトを使った家庭料理の披露
3.ラズグラッド地元の各レストランによるヨーグルトを使った料理のコンテスト
4.ヨーグルトの女王コンテスト
5.ヨーグルトを原料に使った化粧品のプレゼンテーション
6.ブルガリア国内のヨーグルト製造メーカー各社の展覧会
7.ヨーグルトをテーマにした子供のアートコンクール(絵画など)
8.ブルガリア名物ヨーグルトの冷製スープ「タラトル」の早作り競争
9.ブルガリア伝統民謡のフォークロアショー
10.自家製(ドマシュノ)ヨーグルトやブルガリア民芸品の露天市場
伝統衣装を着たおばあちゃんが自分の家庭のヨーグルトの作り方を披露。
自家製ヨーグルトは各家庭で風味、酸味がかなり違います。
ミルクを温めて、ヨーグルト菌(または古いヨーグルト)を入れてかき混ぜてから
布に包んで保温して発酵させるだけのシンプルなやり方なのですが
ミルクそのものの質、保温時の温度や保温時間、気候が味を左右するのはもちろん
特に作り手の気持ちで味が大きく変わるそうです。
出来立ての自家製(ドマシュノ)ヨーグルト。
あたたかいドマシュノヨーグルトは何もつけずプレーンでそのままパクリとするのが
ブルガリアの粋なヨーグルトの食べ方らしいです。
ラズグラッド地方にある各レストラン自慢のヨーグルト料理を競うコンテスト。
各店のコックさんが腕を振るって美味しいヨーグルト料理を作ります。
ブルガリアの伝統的なヨーグルト料理もあれば・・・
コックさんオリジナルのヨーグルト料理もあります。
オレンジピールとオレンジ果汁をミックスしたヨーグルトジュース。
甘酸っぱくてさっぱりして美味しい。女性に受けそうな味です。
ブルガリアの伝統的なヨーグルトサラダ「スネジャンカ」
直訳で「白雪姫」というこのヨーグルトサラダ。
ヨーグルトとニンニクと胡瓜とクルミとディルで作られていて美味しい。
以外にもヨーグルトとニンニクは合い、酒のつまみに良いんですよね(^^;
最近レストランでよく見かけるようになった「ヨーグルトフライ」。
日本でよくあるアイスクリームの天ぷらのような奇抜さですが、これもビールに合います。
コンテストで優勝に輝いた、「フルーツとヨーグルトのアイランド」
ヨーグルトアイスとヨーグルトソースをふんだんに使った馬鹿でかいパフェ。
実際にお店のメニューにあるそうですが、誰がこんなに食べられるの???
こちらはブルガリア各地方のヨーグルトを使った家庭料理の数々。
ヨーグルトソースを使ったグラタン、リゾットの葡萄の葉包み、ヨーグルトライスなどなど・・・。
これだけヨーグルト使った料理を食べたら肌がツルツルになりそうだな〜
もうおなかいっぱい><
ヨーグルト祭りの取材レポ後編はまた次回に!!
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