ブルガリア・トロヤン地方の名産品【ラキヤ】
ラキヤとは果物を発酵させて作る蒸留酒で、バルカン半島全体で親しまれている飲み物。
ブルガリアでよく飲まれているアルコールといえばワインやビールに並んで、ラキヤが挙げられます。
ブルガリアでは個人でお酒を作ることが禁止されていないため、自家製ラキヤを作っているブルガリア人もいます。
香りのいいブランデーのようなもので、食前に出されることが多いです。
ただし、アルコール度数は40%以上なので飲む時にはご注意を!
ブルガリア全体で親しまれているラキヤですが、トロヤン食器で有名なトロヤン地方はこのラキヤの名産地でもあります!
(※トロヤン食器・トロヤン地方については前回のブログにてご紹介しています。よろしければそちらも合わせてご覧ください。)
トロヤンの街の真ん中を流れるベリ・オムス川。
この川沿いには写真のような建物があり、レストランやお土産物屋さんが並んでいました。
天気が良かったのでお散歩しているとトロヤン陶器でデコレーションされた変わった壁を見つけました!
トロヤン食器関連の展示でもあるのかと思い、近づいてみるとそこに展示されていたのはラキヤの作り方やその歴史!
すぐ隣にレストランがあったのでそのレストランの一角かと思いましたが、どうやらそうではなく、無料で見られる展示のようでした。
残念ながらブルガリア語のみの説明で書いてあることはあまりよく分かりませんでしたが、昔ながらの機材やラキヤ作りの写真・絵などが展示されていて見ているだけでも楽しめました♪
(ちょっとした展示のため、地図にはありませんでしたが前回のブログで紹介したブルガリア民族工芸博物館のすぐそばです。)
さらに近くのお土産屋さんにはラキヤ専門店もあり、この写真のような小さなボトルに入ったラキヤもたくさん売られていました!
冒頭でも触れた通り、ブルガリアではラキヤは食前酒として親しまれ、ホームパーティーなどでも基本的に参加者みんなに振る舞います。そうすると少量だと足りないからか、街で見かけるラキヤは大きなボトルに入ったものがほとんど。
あまり量が多いと飲むのも大変だし重くなるので、このぐらいの小さいサイズはお土産にぴったりですね♪
ブルガリアでは色々な果物でラキヤを作っているため、飲み比べてみるのも楽しいかもしれません。
ブルガリアレストランに行くと、ほとんどの場合メニューにラキヤが載っているので、ブルガリアに訪れた場合はぜひ試してみてください!
筆者
東京特派員
チカ
2018年8月から2022年5月までブルガリアの首都・ソフィアに住んでいた主婦。4年ぶりに東京に戻ってきて改めて日本の良さを実感しています!
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