ニュピ
本日はニュピ。すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、一応復習しておきましょう。
ニュピとはサカ歴により執り行われる、バリヒンドゥー教の1年の始まり、つまりお正月にあたります。
ニュピ当日は外出、労働、火の使用、殺生などが一切禁じられ、一日静かに瞑想し世の中の平和を神に祈る日です。
この決まり事は観光客の方にも適用され、ホテル内で静かにしていなくてはなりません。もちろん外出も禁止です。
そしてニュピの前日は月が隠れるティルムという日。
この日に悪霊が地上にはい出してくるので、昼から村々で払いの儀式を行います。
道が交わる交差点や三叉路に悪霊が集まると言われているので、
そこに祭壇を作り、生け贄を捧げます。また、各家庭でも鍋や楽器を打ち鳴らし、
大きな音を立てて家に入り込んだ悪霊を追い出します。
各村で一ヶ月前くらいから作られた、張りボテの大きな鬼を模したオゴオゴが夕方くらいから村を
練り歩きます。このオゴオゴに家から追い出した悪霊が乗り移るとされ、最後に悪霊が乗り移ったオゴオゴは
焼かれてしまいます。工夫を凝らしたオゴオゴは見応えがあります。
巨大なオゴオゴが行進を控えて鎮座しています。
これを担ぐんですよ!
芸術的とも言える出来映えですね。
暗くなってオゴオゴが松明の灯りとともに村を巡回する様は見ていても楽しいもの
バリ島の風物の一つです。
本日はニュピ当日。筆者は自宅で過ごしていますが、人間の生活音がなく、鳥の声だけが
聞こえて来ます。まさに静寂の時。
情報提供 by スカスカ・バリ
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