バリ島・インフルエンザA 情報1
バリ島でも日本のニュースはネットで毎日見ているので
ここ数日の豚のインフルエンザ (新型インフルエンザA)について
世界中で大騒ぎになっていることは知っています。もちろん現地の
人も話題にはなっていますが、自分達がインフルエンザにかかるか
ということに対しては、実感がないというか、心配はあんまりして
いない様子です。
それよりもバリ島は観光地なので、これでまたお客様のキャンセルなども出る
かもしれないという懸念。実際、弊社でも会社から海外旅行禁止
命令が出たということで、本日早速キャンセルが一件ありました。
バリ島は世界中からお客様がいらっしゃるので、ウィルスが持ち込まれない
ように空港では下記の措置がとられたようです。
バリ国際空港管理会社である"PT. Angkasa Pura Bandara Ngurah Rai Bali"は、
最大警戒態勢に入った。
鳥インフルエンザ、シンガポール・インフルエンザ、そして今回の豚インフルエンザ
対策として、バリ島の国際線から入国するVIP客も含めたすべての乗員乗客に対し、
サーマル・スキャナー(体温検査)の実施が義務付けられた。
4月30日付けインドネシア・ホテル&レストラン協会バリ支部の調査によると、
豚インフルエンザによる外国人旅行者の減少はまだ発生していない。
協会の分析では、豚インフルエンザ、世界経済危機の最中にもかかわらず、
旅行者動向は堅調であり、バリ島の現在のホテルの宿泊率は平均で
50−60%を維持している。
インドネシア政府は4月30日、世界保健機関(WHO)が
インフルエンザの世界的な大流行(パンデミック)発生危険度を
4から5に引き上げたことを受け、メキシコへの渡航警告を発出した。
グラライ国際空港保健局はサンラー病院に続き、空港内にも
豚インフルエンザ感染を疑われた乗客用の特別ルームを用意する。
この特別ルームは国際空港到着エリア内に用意され、
そのうちの1つは空港保健局に置かれるそうである。
「この特別ルームには2人の医師と8人の看護師が3シフト体制
で勤務に当たる。また、すでに専用の救急車が用意されており、
陽性と判断された乗客は速やかにサンラー病院に搬送され隔離
されるシステムとなっている」
と、空港保健局長であるNyoman Murtiyasa氏が語った。
5月1日付けのニュースでシティ保健相は、これまでのところ
豚インフルエンザによる致死率は6%程度にとどまっており、
インドネシア国内での高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)
の致死率80%に比べて非常に低いと指摘。
国内では十分な訓練ができているとして、十分か警戒は必要なものの、
恐れることはないと述べています。
この鳥インフルエンザに関しても現地ではそれほど恐れるというか
心配はしていませんでした。日本はニュースが早いというか、こんなに
騒ぎ立ててパニックにならないんだろうか?と逆に思ってしまいます。
正しい情報を待って適切な行動をとるしかないですね。
また、新しい情報があったらアップします。
最近のバリ島は雨期が過ぎ去って雨も降らず暑い毎日です。
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