ガルンガン祭り
日本では日常ではないけど、バリ島では宗教行事はほぼ
日常のこととして伝統が守られています。
とりわけ、この三月に行われるガルンガン祭りはヒンドゥー教の
儀式の中でも大きな宗教行事になります。
ガルンガン祭りは日本の行事に例えるなら「お盆」に似ています。
ガルンガン祭りにご先祖様が現世界に戻ってきて、10日後の
クニンガンの日にはまた天へと戻って行きます。
そのご先祖様の目印になると言われたりもするペンジュール。
ペンジョールは各家の軒先に並びますが、ガルンガン祭りの前日の
「プナンパハン」という日に男性達が手作りします。
女性達の仕事はお供え作り、大小様々のお供えが数多く作られます。
バリ人の家には、家族の為のミニお寺(サンガッまたはスリヤと呼ばれる)
そして敷地の神様(ジュルッ グデ)など重要なお供え場所があり
我が家では総数12カ所もあります。
そのそれぞれにお供えを捧げ、お祈りをするんです。
ガルンガン祭りの当日は、朝起きたらまずは身体を清めて各所に
お祈りをします。家の中だけではなく、故郷の各お寺を一日かけて
回ることもあります。
その様子はニュースフロムバリでも掲載されていますので、ご覧に
なってみてくださいね。
さて、ガルンガン祭りが終わったかと思ったら、一週間後には
ニュピが巡ってきます。バリ歴は西暦と違い微妙に毎年行事の日程が
ずれるのですが、今年は見事に大きな行事が重なってしまったようです。
ニュピとはバリ島フリークの方ならご存知かと思いますが
一年の汚れを浄化して新年を迎えるため、丸一日なにもしては
ならず、海外からの観光客といえどもホテルの外に出ることも出来ません。
ホテルによっては室内の点灯が許されるところもありますが
基本的には一日だけ明かりも灯さずに闇を受け入れる日になります。
バリ島が闇に包まれるニュピで過ごすのも貴重な体験になるかも
しれませんね。
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