メープルシロップの収穫
夏時間が始まって日も長くなり、晴れた日などはなんとなく春の予感がするようになってきたこの頃、
メープルシロップの収穫シーズンです。
独特の風味とやさしい甘さが美味しいメープルシロップは、アメリカ大陸北東部の名産品。
カナダが圧倒的に一番の生産地ですが、ニューイングランド地方でも生産されています。
メープルシロップとは、カエデの木の樹液を煮詰めることによってできるもので、アメリカ原住民が古くから甘味として採取していたそうです。
冬の終わり頃、日中の気温が5℃あたりで夜が零下、1日の気温差がプラスマイナス10℃ほどの日が2日以上続く、という気候になると、その寒暖差が幹の中の圧力に影響して樹液が水のように流れ出すのです。
1年のうちでも採取できるのはほんの数週間。
ボストン郊外のリンカーンという町を走っていて、メープルシロップの採取を見かけました。これは木の幹から直接バケツにシロップを集める、伝統的な採取法です。
蓋がとれているバケツに、ポタポタと樹液が流れているのが見えました。
ホットケーキにかけても美味しいですし、焼き菓子やアイスクリームにも、お料理にも幅広く利用できるメープルシロップ。この地方のお土産におすすめです。
Food Project フードプロジェクト農園
94 Concord Road, Lincoln, MA
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