もっとエコライフ*シアトルのゴミ出しルールが変わりました

公開日 : 2015年01月07日
最終更新 :
筆者 : Eko

バイオディグレータブル(Biodegradable)という言葉をご存知でしょうか。

成分分解可能、つまりおいておくと自然の力で分解されてそのうちに自然に戻るということです。

うちでも先日、トウモロコシの成分から作られた、こんなゴミ出しビニールを買ってきました。

BioBagPKG.jpg

今年の1月1日付でシアトル市内のゴミの出し方が変わり、生ゴミを普通ゴミとして出すことが禁止されました。

家庭から出るゴミは普通ゴミ、資源ゴミ(Recycle=紙類、ビンや缶など)、庭ゴミ(Yard Waste)と大きく3つに仕分けします。

資源ゴミはリサイクル業者へ、庭ゴミはコンポスト業者へと運ばれます。

以前から生ゴミは分解するので庭ゴミのほうへ仕分けし、普通ゴミを減らしましょうと推奨はされていましたが、法で決めないとなかなか出来なかったんでしょう。

うちもアパートから一軒家に引っ越してすぐに仕分け法がよく分からず、資源ゴミ箱に注意書きが貼られ、そっくり残されていたことがあります。

ダンボールやビンや缶だったからよかったですが、生ゴミ入り満杯ゴミ箱、1週間回収されなかったら大変です・・・

今回は市全体の変更ですから、まず6月末までは生ゴミが入っていたら赤紙の注意書きを貼っていくそうです。

そして7月からは罰金が科せられるようになります。

ゴミの仕分けで罰金というのは、シアトル、全米初の試みだそうです。

でも考えてみると、きちんと仕分けした生ゴミがコンポストに再生するというのはいいことなんですよね。

できたコンポストは公園や公共機関の植木、歩道の並木などに使われるそうです。

もともとエコ意識の高い町ですからビックリする人はあまりいなくて、来るべきものが来た〜という感じです。

ただしコンポストにするということは、庭ゴミ箱には分解しないものは入れられません。

でもキッチンの生ゴミ処理にはやっぱりビニール袋を使うのが一番便利。

そんな私のような漫然エコライフの人のためにあるのが、トウモロコシの生ゴミ袋、バイオバッグというわけで、市のホームページにも「入れてよい」と書いてあります。

これがそのバイオバッグ。

BioBag.JPG

印刷されている「Certified」の文字が大事なんですよね(^_^)

このビニール袋、キッチン用コンポスト容器に入れて使います。

CompostBin.jpg

フタの部分には消臭フィルターが入っているし、いっぱいになったら庭ゴミ箱にポイ。

本当のコンポスターならバイオバッグなんか使わず、素で溜めたのを庭などに置いたコンポスト容器に継ぎ足して良い肥料を作るそうです。

うちも前の家では市から容器を支給してもらってやっていましたが、2年前に引っ越した今の家にはないのでサボリっぱなし。

だめですね(^_^;

キッチン用のコンポスト容器はホームセンターやキッチンストアに売っています。

ステンレス製と陶製がありましたが、陶器のはかなり重いし「フタをうっかり割った」というレビューもあったので、洗うのも簡単なステンレス製にしました。

バイオバッグはコンポスト容器の側に置いてありますし、スーパーやドラッグストアでも手に入ります。

ランキングに参加しています。

クリックしていただくと励みになります。いつもありがとうございます。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。