グアム在住女性アーティストの作品が集結 ☆
先日の記事でグアム在住女性アーティストの作品が集まって展示会が行われますとお伝えしましたが、今年も『The 8th Annual Women's Art Show(第8回ウーメンズ・アート・ショー)』がUpper Tumon(アッパー・タモン)地区のNissan Guam Infinity Art Gallery(ニッサン・グアム・インフィニティ・アート・ギャラリーで3月1日から8日まで開催されました。
特に初日の3月1日は6時半からオープニング・パーティーが行われましたが、こちらも例年通り、グアムではかなり珍しく、定刻にはすでに始まっているんじゃないの?という人出で、グアムでは数少ないアートの展示を楽しみに多くの方が集まりましたよ:)
毎年3月8日はInternational Women's Day(国際女性デー)。
20世紀初頭の女性の社会進出に関連して制定された日で、このInternational Women's Day(国際女性デー)から、アメリカやイギリスでは3月は毎年"Women's History Month(女性の歴史月間)"と定められているんだとか。
そこでグアムでも"Women's History Month(女性の歴史月間)"にちなんで、このアート・ショーが開催されるようになりました。
グアム在住のアーティストによる作品ということで、絵画や写真はもちろんのこと、手の込んだ民芸品やクラフトなどの作品も多く出品されます。
またこうしたジュエリーなどのアート作品も展示され、皆さん足を止めてご覧になっていらっしゃいましたよ。
他にも今年はこのような現代アート的な作品もいくつかみられるようになり、毎年開催されるアート展に何度も足を運ぶようになると、小さな島とはいえ、この島のアートの変遷が感じられるのがとっても興味深い!
私は今年はポートレート・アート・コレクションを展示。
モデルになってくださったのはチャモロ人、アメリカ人、ベルギー人、日本人、日本とアメリカのお子さん...と、さまざまな人種や文化が混ざり合い、まったく問題がないわけではないながらも、かなり平和的に共存しているグアムならではのひとつの側面を表現してみました(作品はこちらからご覧いただけます ☆ )。
うれしいことに多くの方から笑顔に癒されたとか、幸せな気持ちになれたというようなポジティブなコメントを伝えるためにわざわざお声がけいただき、私もとてもハッピーな気持ちになることができました♪
日本の経済悪化と共にかなり下火になってしまったグアムのアート界ですが、最近の多くの方たちの努力のもと、また少しずつ復興の兆しが見えてきて、意欲的に作品作りに取り組む方が増えてきました。
来年にはグアム美術館の建設も予定されていて、これからの動向がとても気になるところです。
皆さんもぜひグアムのアートに興味を持っていただき、アーティストたちを応援してくださるとうれしいです:)
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