「たたずむ巨大テディベアの影」オブジェが創る未来都市・2
さて、私がマニラ特派員を担当させていただくようになってから、おかげ様で半年が過ぎましたが、第一回の「空中の岩清水・巨大オブジェのある未来都市」の続編として、さらにここ二回続いた子供ネタつながりとして、今回は「たたずむテディベアの影」: 子供たちをターゲットにしたマニラの未来都市: BGC: ボニファシオ・グローバル・シティのオブジェ達です。(空中の岩清水: https://tokuhain.arukikata.co.jp/manila/2014/01/post_85.html)
たたずんでいる「テディベアの影」、ネオ・ポップの作品と考えても結構イケてます。
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前回、前々回と、日本の昭和の三十年代・四十年代によく似たマニラの下町の子供達に関する話題でしたが、それとは正反対の、マニラでも一番リッチな超現代的な子供達の住む"BGC": ボニファシオ・グローバル・シティには、そこに住むお坊ちゃま、お嬢ちゃまをターゲットにしたオブジェ群があります。
体験型子供向けオブジェ。赤いのは揺れて、丁度お寺の鐘のような音が鳴る。緑のは有機的ジャングルジムといったところ。
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この対照的な下町とBGCは、ものの歩いて十分もはなれていないのがケッサクで、最新式のトヨタのハイブリッドカーと、町工場製作の煤煙を撒き散らすジープニーが仲良く並んで走っているマニラらしい面白さです。
比較的高層のビルは周囲に配され、中心部は低層の建物と植裁の緑が多く配されており、エコロジカルなテーマ性を持った公園もここかしこにあります。
前回、前々回もお伝えしたように、リッチで比較的子供の数が少ない家庭が多いとはいえ、フィリピンの子供の人口の絶対数の多さは、こうしたハイソなショッピング街でも重視しているようですね。
前回、虎が夢を見るデザインの変電施設を御紹介しましたが、今回のは、「悪魔には、見ざる聞かざる言わざるを。」がテーマ。テーマとファッショナブルなデザインのミスマッチが面白い。
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