パタゴニアフライト情報(5/27現在カラファテ欠航中/コパウエ火山噴火の兆有)
地球の反対側 アルゼンチンは真冬のため、5月24日より現在27日もパタゴニアの氷河観光の空の玄関口であるエルカラファテ空港は現在閉鎖され、フライトは欠航中です。
最寄りのリオガジェゴス空港がありますので、空の便の利用者はそちらに陸路2時間半移動しています。もっとも2000年までは氷河観光はリオガジェゴスに行っていたものでした。
その一方で、アルゼンチンのネウケン州に当たるチリ パタゴニアのコパウエ火山が噴火するのは時間の問題ということで レッド警告が5/27(月)夕方出されました。
http://www.lanacion.com.ar/1585999-chile-alerta-roja-con-evacuaciones-por-posible-erupcion-del-volcan-copahue
周辺アルゼンチン側、チリ側の住民約3千人が午後9時現在避難したということです。この辺は温泉が有名なリゾート地もあります。
http://www.lanacion.com.ar/1586080-cerca-de-3000-evacuados-en-chile-y-la-argentina-por-la-actividad-del-volcan-copahue
パタゴニアの森林地帯で風光明媚なところですが、アルゼンチンはこの近くはネウケン州であり、バリローチェという「南米のスイス」と言われる有名な観光地があります。さらに南にはトロチータという名称で有名なオールド パタゴニアエクスプレスの基点エスケルがあります。
しかしながら、実はパタゴニア北部地帯だけの問題ではありません。
2011年、やはりこの近くのチャイテンが噴火し、その灰がアルゼンチン側にとび、さらに冬の大気と風向きにより、ブエノスアイレスが灰に囲まれ、国際線にまで影響が及ぼされました。
もちろんお近くへ行く予定のある方は十分な注意、もしくは落ち着くまで回避されることをおすすめします。
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筆者
アルゼンチン特派員
相川知子
1991年よりブエノスアイレス在住。スペイン語とラテンアメリカが大好き。アルゼンチンのことを日本に周知がライフワーク。
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