もはや芸術!デンマーク・デザイナーズランプ

インテリアにこだわる人であれば、照明も重要な要素です。
デンマークには歴史のあるデザイナーズランプが数多くありますので、今回はその一部をご紹介します。
まず冒頭に挙げたのは、個人的に憧れのランプ。ヴァーナー・パントン(Verner Panton)デザインのルイスポールセン社不朽の名作、Globeです。地球と名付けられたこのランプ、たかが照明と言えないぐらい計算され尽くした、とっても美しいランプです。しかもこれ、驚くべきことにデザインされたのはなんと1969年!
40年も前にこんなにモダンなデザインが発売されており、2009年の今見ても近未来的に見えるというのは驚きです。
日本ではなんと30万円以上の高値がついているのにも驚きました。ここデンマークでも、8000クローナ程度はするのですが、それでも日本円で15万円程度なんでかなり格安ですよね。
デンマーク人も憧れるランプです。
もうひとつの彼の代表作ランプのひとつに、フラワーポットと呼ばれるものがあります。


テーブルランプ。カラフルなバリエーションでどの色もかわいい!
前述のルイスポールセン社、1874年創業でデンマークを代表する老舗照明会社で、たくさんの伝説的デザイナーを輩出してきました。他の名作ランプとして有名なものは、エニグマという名で知られるこれ。

実はこれ、日本人デザイナー内山章一の作品。この美しさ、ため息ものです…!
日本のグッドデザイン賞にも輝いた、繊細ながらも独特の存在感で、一度見たら忘れられないランプ。
他にも、デンマーク人家庭でよく見られるもののひとつに、PHスノーボールと呼ばれるランプがあります。
PHというのは、かの有名なデザイナー、ポール・ヘニングセンのイニシャル。彼もデンマークを代表するデザイナーです。

隙間からこぼれる光が絶妙。これも1958年にデザインされたというからびっくりです。
他にもポール・ヘニングセンの代表作に、PH 5というのがあります。これもデンマーク人に昔から愛されているデザインで、つり下げ型とテーブルランプの両方があります。

デンマークだけでなく、世界でも指折りの高級ランプだと思われるもののひとつに、ポール・ヘニングセンのユニークなランプ、PH アーティチョークがあります。
アーティチョークとはヨーロッパでよく食べられる野菜で、アザミ科のツボミです。松ぼっくりにも似たこのランプ、デンマークでの価格、ズバリ…

45995クローナ!!!
日本円にしてなんと、80万円以上です!!ラ、ランプに80万て恐ろしいですが、でもすっごい素敵なんですよね〜。ふう…
どれもこれも目移りするデザインで、インテリアマニアならずとも惚れ惚れするランプばかり!実は私、デンマークに来るまで照明はおろかインテリアにもあまり興味はなかったのですが、こちらに来ていろいろなデザイナーズインテリアを目にするうちに目が肥えました(笑)。
お土産にするには壊れ物だしかさばるしで、かなり難易度は高めですが、日本で買うよりもかなり安く手に入るのも事実(とは言えど高級品には変わりないですけど)。一考の価値ありかも?
それにしても、こんなランプが似合う家に住めるようになるのはいつのことかしら…
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