七年目毎の天下の大祭 御柱祭(おんばしらさい)
男性達が巨木に乗ったまま一気に急斜面を下るお祭りを見たことありませんか?(写真は下社御柱祭)
見ている方も「危ないっ!!」とハラハラしちゃうこのお祭りが、7年目毎に行われる諏訪大社の「御柱祭」です。
いよいよ!来年の春(平成22年4月1日(木)〜6月15日(火))に行われます!!
御柱祭に向けて、諏訪一帯では着々と御柱祭の準備が進んでいる様子。
地元新聞を読んでいると、御柱祭についての記事がガンガン多くなってきています。
・・が実は私、御柱祭についてよく分かってないんですよね〜。
長野県を紹介する立場にいるのに、これじゃダメじゃん。
ってことで、まずは基本から。。
Q.諏訪大社の御柱祭ってなぁに?
A.7年目毎の寅と申の年に諏訪大社の宝殿を新築し、社殿の四隅にあるモミの大木を建て替えるお祭りが、「式年造営御柱大祭」(通称「御柱祭」)です。
諏訪大社氏子が総出で、長さ約17m、直径約1m、重さ10トンを超えるモミの巨木を山から切り出し、各社殿へ曳き、最後に社殿を囲むように四隅に建てます。
柱を山から里へと曳き出す「山出し」が4月に、里から各社殿まで曳き、御柱を各社殿四隅に建てる「里曳き」が5月に、上社(かみしゃ)と下社(しもしゃ)それぞれで行われます。
Q.上社(かみしゃ)って? 下社(しもしゃ)って?
A.諏訪大社は上社2宮、下社2宮の4宮から成っています。
だから諏訪大社は、諏訪湖の周りに4か所あるんですよ。
知っていました?
○諏訪大社上社本宮(かみしゃほんみや)(諏訪市)
○諏訪大社上社前宮(かみしゃまえみや)(茅野市)
○諏訪大社下社春宮(しもしゃはるみや)(下諏訪町)
○諏訪大社下社秋宮(しもしゃあきみや)(下諏訪町)
上社と下社では、御柱祭が行われる日も内容もちょっと違います。
○上社御柱祭
山出し(木落し・川越し) 4月2日(金)〜4日(日)
里曳き(建御柱) 5月2日(日)〜4日(火)
宝殿遷座祭 6月15日(火)
○下社御柱祭
山出し(木落し) 4月9日(金)〜11日(日)
宝殿遷座祭 5月7日(金)
里曳き(建御柱) 5月8日(土)〜10日(月)
男性達が巨木に乗ったまま一気に急斜面を下るのは、「山出し」で行われる「木落し」です。
上社でも下社でも、ここは見せ場ですね。
上社御柱祭では、川を渡る「山出し」最後の見せ場「川越し」も行われます。
(下の写真は共に上社御柱祭)
「山出し」の豪快さとは対照的に、「里曳き」は華やか。
「建御柱(たておんばしら)」で、曳いてきた巨木が境内に建てられ神になるとフィナーレを迎えます。
(下の写真は共に下社御柱祭)
御柱祭がどんなものなのか基本が分かって、ちょっと気になってきたでしょ?
行ってみたくなってきたでしょうか?(ならないかな?)
山出しの開始地点や木落とし坂など、御柱祭情報はどんどんご紹介していきま〜す。
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