ノルウェー最大級中古チェーンFRETEXで古本リメイク体験

公開日 : 2014年06月06日
最終更新 :
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使えなくなった古本をオリジナルノートにリメイク!

 ノルウェーの首都オスロでは、5月末に1930~70年代の北欧デザインを展示・販売した大規模な北欧デザインフェアが開催され、そこで非常に気になったスタンドがありました。フレテックス(FRETEX)社はノルウェー最大級のヴィンテージチェーン。市民からの寄付で集まった中古品を国内各地の40店舗で販売しており、効率的な再利用システムは地元で熱い支持を受けています。

 フレテックス社のスタンドでは、素材が痛みすぎて再利用不可能となった古本を、自分達でオリジナルノートにリメイクするというワークショップが開催されました。

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 ハードカバー本の中身の古いページは丸ごと取りぬき、表紙の内側に新しいシールを貼ります。ノートを両面テープで貼り付けて完成(簡単!)。用意された大量の古本からお気に入りの1冊を見つけるのですが、ノルウェー語で書かれた60年代の小説が多く、日本ではまず入手不可能な個性的なノートを作ることができます。

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 フレテックス社には「リデザイン」というプロジェクトがあり、使えなくなった本や革製品を新しい商品に作り直すことで、「一度人生を終えたモノに新しい命を吹き込む」ことを目的としています。

 写真のポーチなども全てリメイクされたものです。ハート型のものは実はハードカバー本をリメイクした「ハガキ」。裏にメッセージを書いて実際に投函することができます。新製品なのでまだ店頭販売されていませんが、多くの女性の来場者が手に取って見つめていました。

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 フレテックスの店舗は国内各地にあるので旅行中に見かけたらぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。今回ご紹介した古本ノートなども店頭販売されています。

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Photo&Text: Asaki Abumi

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