
ノルウェー観光ガイド
Norway

東はロシア、フィンランド、スウェーデンと国境を接し、西は大西洋に面している。フィヨルドを含めると海岸線は2万kmを超え、北端のノールカップ岬から南端のリンデスネスまでは、直径距離で1750kmに及ぶ。人口の大半は南部に集中しており、首都オスロを中心にした地域は人口密度が最も高い。そのほか、本土北方のスヴァルバール諸島およびビョルン島、西方のヤン・マイエン島を領有し、南半球では南極海のペーターⅠ世島、ブーベ島がノルウェーの属領となっている。帯状に延びる気候温暖な海岸地帯から1歩内陸に入ると、天候の激しい山脈地帯になる。海岸線は内陸へ最大で200kmも入り組んだフィヨルド(峡湾)をなす。フィヨルドの周囲は標高1000mにも及ぶ高い崖が水面から直立し、ノルウェーを代表する観光名所になっている。東部および中部の景観は比較的穏やかだが、北部の景観には美しさのなかにも荒々しさが感じられる。夏は24時間太陽が沈まない日もあり白夜が続くが、冬は夜が長く真昼に太陽が少し顔を出す程度だ。ノルウェーの人々は、こうした自然環境を積極的に利用して生活している。社会は平等主義であり、比較的均質だ。しかし、それぞれの地域には独自の文化アイデンティティがある。言語も書き言葉としてふたつの公用語が定められてはいるが、話し言葉にはさまざまな方言が使われている。おもに北部に住む先住民サーメも独自の言語、文化をもっている。また、近年ヨーロッパ諸国以外からの移民も増加している。首都であるオスロは、ムンクの故郷であり芸術が盛んな町で博物館や美術館巡りが楽しめる。フィヨルド地方を代表する人気観光地ベルゲンは、歴史ある色とりどりの木造家屋が建ち並びハンザ同盟時代の面影を残している。北部にあるノールカップは、ヨーロッパ最北端の地として知られており、ミッドナイトサン(真夜中の太陽)を目当てに、毎年多くの観光客が訪れる。また、国土の北半分は北極圏に位置しているため、冬にはオーロラ鑑賞が楽しめる。
エリア
記事
北極圏の王者ホッキョクグマを見に行きたい!
定期運航便で観光できる世界最北の町 ロングヤービーエンの魅力
新ムンク美術館 人気ブラックメタルの展覧会
地球にはまだまだ知らないところがいっぱい!次の旅は地球の「端っこ」を目指そう!
カール・ヨハン通りで休憩「NIO HOUSE」カフェ
ノルウェーのスタバの食品ロス対策の袋には何が入っているのかな?
カフェSteam Kaffebarの食品ロス袋の中身は?
食品ロスのアプリ「Too Good To Go」でパン屋とチーズ店をお試ししてみた
オスロのカフェ「フグレン」が広くなってリニューアル
食品ロスのアプリ「Too Good To Go」でカフェ「Liebling」を試してみた
ノルウェーの高級フルーツ「いちご」
元気になってきたオスロで食べ歩き
基本情報
- 国名
- ノルウェー
- 正式国名
- ノルウェー王国 Kongeriket Norge(英語名 Kingdom of Norway)
- 国旗
- 赤地に白い縁取りの紺十字「スカンジナビアン・クロス」
- 国歌
- 「われらこの国を愛す(Ja, Vi Elsker Dette Landet)」
- 面積
- 38万5199km2
- 人口
- 約537万人(2020年1月時点)
- 首都
- オスロ Oslo
- 元首
- ハーラル5世国王 Harald V(1991年1月即位)
- 政体
- 立憲君主国
- 民族構成
- ノルウェー人。北部のラップランド(フィンマルク Finnmark)地方には、サーメの人々が住んでいる。
- 宗教
- プロテスタント(福音ルーテル派)
リンク集
- ノルウェー政府観光局
- https://www.visitnorway.com/
- ノルウェー王国(外務省:渡航関連情報 | 各国・地域情勢)
- https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/norway
- ノルウェー王国大使館
- https://www.norway.no/ja/japan/