ノルウェーコーヒー業界の忘年会

公開日 : 2013年11月16日
最終更新 :
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 11月15日、オスロ郊外のリーエンにあるコーヒー焙煎所で、コーヒー業界で働く関係者向けのパーティーが開催されました。ノルウェー国内を代表する最高品質の豆を提供する焙煎所カッファ(Kaffa)が毎年主催するこの祝いの会には、通常はライバル会社である国内の焙煎士やバリスタも気軽に参加し、みんなで仲良くお酒を飲みながら、語り合い、ダンスをする、ちょっと早めのクリスマスパーティー&忘年会です。

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 焙煎所カッファ(Kaffa)系列のカフェであるヤヴァ(Java)やモッカ(Mocca)、ティム・ウェンデルボー(Tim Wendelboe)、フグレン(Fuglen)、国内の大手カフェチェーンであるカッフェブレネリーエ(Kaffebrenneriet)やストックフレッツ(Stockfleths)など、ノルウェーを代表するコーヒー関係者が大集合し、にぎやかなパーティー会場となりました。

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 いつもはカッピング(コーヒーの味見)をしながら豆の質について熱く語り合う人々ですが、この夜は仕事のことは忘れて、お酒を片手に楽しく交流をしていました。

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 フグレンのバーテンダーたちが、この日のカクテルを提供。ノルウェーを訪問中のフグレンの日本支店のマネージャーである小島賢治氏も参列しました。ノルウェーのじゃがいもの蒸留酒であるアクアヴィット味のカクテルや、コーヒーをブレンドしたカクテルなど、ノルウェーらしいお酒も登場。

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 面白い光景だったのが、コーヒーの焙煎機を設置している空間になぜか卓球台が! わざわざこのパーティーのために、オーナーのロバート・トーレセン氏が購入したそうです。コーヒーを焙煎する神聖な場で、焙煎士たちが子どものように卓球に夢中になっていました。

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トーレセン氏の言葉に参加者が耳を傾けます。

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会場をカラフルな照明が彩り、焙煎所はまるで小さなライブ会場のようになっていました。楽しいコーヒーの会は、Leif Haaland氏の奏でる音楽で幕を閉じました。ノルウェーのコーヒーは日本でも昨年ほどからメディアなどで大きな注目を集め始めていますが、2014年度はどのようなコーヒーの話題をノルウェーから届けてくれるのか、今後の活躍が楽しみです。

Photo&Text: Asaki Abumi

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