ノルウェーのジャズ・ピアニスト ブッゲ・ヴェッセルトフト
Photo: Asaki Abumi オスロ大学のアウラ講堂（Aula）にて、ムンクの壁画『太陽』をバックにピアノを演奏したヴェッセルトフト氏
1993年にノルウェーのVossで開催されたジャズ・フェスティバル「Vossajazz」出演以降、「ニュー・コンセプション・オブ・ジャズ」という音楽プロジェクトに着手。2005年からはソロ活動に力を入れ始めるが、2011年から新しいプロジェクトとして「ブッゲ・アンド・フレンズ」を開始し、国内・海外で活動している。
2011年に発売された4枚目のソロアルバムである「Songs」は、ヴェルデンス・ガング新聞社(VG)とノルウェー放送局NRKとの共同のノルウェー国内の音楽チャートとして名高い「VG-lista」に9週間もランクインするほどの好評ぶりだった。伝統的なジャズの音に、彼なりの独自の音が融合されている作品だ。
オスロで開催されたジャズ・フェスティバル2012の期間中、8月15日（水）にオスロ大学のアウラ講堂（Aula）で開催されたヴェッセルトフト氏のピアノ・ソロ・コンサート。若者から年配までの幅広い年代の地元の人々を中心とした聴衆が訪れ、室内は満員。画家ムンクの壁画『太陽』をバックに、会場にはヴェッセルトフト氏の静かなピアノの音が鳴り響いた。
参考資料：Oslo Jazz Festival2012パンフレット P38
オスロ・ジャズ・フェスティバル2012の写真はFacebookに掲載中
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