オペラハウスに響いた日本の和の音 サウンド・オブ・ジャパン

公開日 : 2012年09月07日
最終更新 :
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All photos: Miki Takeshita

 8月29日(水)、首都オスロのオペラハウスにて、「蝶々夫人」の上演を記念して、和洋の楽器を組み合わせたコンサート「サウンド・オブ・ジャパン」が開催された。当日、会場には地元民やオスロ在住の日本人などが数多く足を運んだ。

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日本の和の音

 矢野司空氏の奏でる尺八、浦澤さつき氏の琴、三上 由紀子氏のヴァイオリン、Juhani Kaasinen氏のチェロ、Magnus Lodgaard氏のピアノ。国籍の異なる音楽家たちが奏でる「日本の和の音」が、会場に静かに響き渡った。また、会場のスクリーンには、オスロに住む書道家の樋口黎花氏の作品や、日本の四季を連想させる自然の写真が映し出された。

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 「ノルウェーの皆さんはとてもフレンドリー」と語る矢野氏の演奏の合間では、聴衆を舞台に招いて、実際に尺八に触れて、吹いてもらうというサプライズな演出も見られた。それは、音楽家と聴衆が、国境を越え、音楽を通してコミュニケーションした瞬間だった。

オスロのオペラハウスで演奏する「島原」のリハーサル風景

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