25日にノルウェー全土で追悼パレード

公開日 : 2011年07月25日
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Foto: Andreas Andersen

 市庁舎が出発点となるオスロの追悼パレードのイベントページでは、既に3万4,918人が「参加する」、4,791人が「たぶん参加する」と意思表示を示している。追悼パレードの参加都市と参加者は続々と増加しており、25日当日はノルウェーに住む多くの人々が追悼パレードに参加すると思われる。

 また、ノルウェー全土で行われる追悼パレードのフェイスブックページでは、7月25日から8月1日を期間とし、21万2,821人もの人々が「参加する」と意思表示している(ほぼ全てのパレードは25日に行われる模様)。イベントページを立ち上げたのは、「ノルウェーを愛する」というパキスタン系ノルウェー人(イスラム教信者)の男性。テロ事件の容疑者であるノルウェー人男性の犯行の動機のひとつが、「移民に寛容なノルウェーの多文化社会」とされている中での行動だ。

(各追悼パレードの参加人数はノルウェー時間 7月24日20時40分の時点での数)

 オスロ大聖堂前には哀悼の意を表して大量の花が献花されている。24日には国王やストルテンベルグ首相をはじめとする政府首脳らが出席して、犠牲者を追悼するミサがおこなわれた。ノルウェーメディアは涙をこらえてスピーチを読み上げるストルテンベルグ首相の様子を繰り返し報道している。

 ストルテンベルグ首相は、銃乱射のあったウトヤ島の生存者であり、CNNの取材に答えた女性の一言をスピーチで引用した。「ひとりの男性がこれだけの憎悪を表すことができたのです。私たちが共にどれだけ大きな愛をみせることができるか、考えてみてください」。

追悼パレード詳細 7月25日18時開始

場所         (集合場所)

オスロ        (オスロ市庁舎)

ベルゲン      (Torgallmenningen)

トロンハイム    (Torget)

トロムソ       (Kulturhuset)

Brumunddal (Brumunddal Ungdomsskole)

Drammen (Bragernes torg)

Elverum (Rådhusplassen)

Fredrikstad (Rådhuset)

Halden (Torvet)

Hamar (Hamar kino)

Harstad (Harstad sentrum)

Haugesund (Byparken)

Kongsberg (Kirketorge)

Kristiansand (Torvet )

Larvik (Larvik-Torget)

Lillehammer (Stortorget)

Moss (Høyvekta)→日時:24日18時

Namsos (Festplassen)

Narvik (Rådhuset )

Rena (parken)

Sandefjord (Torvet)

Sarpsborg (Torvet)

Skien (Rådhuset)→日時:25日20時

Stavanger (Domkirkeplassen)

Tønsberg (Jernbanestasjon)

Ålesund (St.Olavs plass)

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