ノルウェーで活躍する5人のクリエイター達

公開日 : 2011年02月03日
最終更新 :

 最近、周囲のノルウェーの友人たちが異なる分野で自分たちの作品を世に送り出しています。今回はモデル、ドラッグ・クイーン、ファッション・デザイナー、監督、歌手の5人のクリエイターたちを簡単にご紹介したいと思います。

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 クロアチア生まれ。ハンドボール選手としてノルウェーで活躍することになった父親と一緒に、ヴァーナが4才の時に家族全員でトロンハイムに移動。クロアチア語、ノルウェー語、英語と3ヶ国語を操る。15歳の時にとある写真家が彼女を見かけて、モデル業界にはいることを勧め、その後、数々のファッションショーやTop Modelなどのモデル番組で活躍(Photo taken by Jens Haugen)。

 とても美しく、唇がセクシーなヴァーナ。いつもポジティブなインスピレーションを周囲の人に振りまいています。音楽方面にも手を広げ始めて、最初のシングルとなる"Lets Pretend" のプロモーションビデオを現在製作中。

 今回、日本の皆さんに向けてメッセージをいただきました。

「Hollo Japan!! Sending you kisses from Vana! 」(ハロー、ジャパン!ヴァーナよりたくさんのキスを送るわ!)

現在大掛かりに毎日リニューアルされ続けているホームページはこちら→"Rebirth of the Princess" www.vanaperisa.com

"Lets Pretend" の製作途中段階のショート・ムーヴィー。

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 女性の姿でパフォーマンスをするドラッグ・クイーン。ダンスを学んだホーヴァールはノルウェーでも数少ないドラッグ・クイーンという職業を選びました。劇もすべて自分でゼロから企画し、なんと派手で豪華な衣装も手作り!«Trønderbrura»という自作の劇で賞も受賞しており、ノルウェーのメディアでも取り上げられました(こちらの記事で劇の映像が見られます)。普段は優しそうな男性ですが、ひとたび化粧をしてキラキラのコスチュームを着た途端、あっとするくらいかっこいい女性に変身します。

 今回は彼から日本の皆さんへメッセージをいただきました。「日本の皆さん、こんにちは!僕はドラッグ・クイーンが少ないこの国ノルウェーで、ショーや劇、ダンスの仕事をしています。今はトロンハイムでチャールズ・チャップリンのショーをしている真っ最中。春には"Dragopera"というダンスとオペラを融合した新しいプロジェクトにも取り組む予定で、グリッターでグラマラスなオペラとドラック・ショーになりそうです!」

(写真右側がHåvard Kalseth)

こちらは女装をしたホーヴァールの写真が満載のビデオ。歌も彼が歌っています♪

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 Rudy Wolffはノルウェーのファションブランド「Rudy Wolff」のデザイナー。ミス・ノルウェーの大会取材中に知り合いました。当時のミス・ノルウェー大会のファイナリストたちのドレスをデザインしていた彼女。優しいオーラをいつも醸し出しています。

 彼女のデザインする服はシックでキラキラしているのが特徴。今回Oslo Fashion Awardsという大会でもÅrets fagprisいう賞にノミネートされた彼女。今後アメリカのファッションショーにも進出していくことが決まっています。今回発表されたDark Dawnというコレクションの一部の写真はこちらの記事で見られます(ノルウェー語)→Rudy Wolff fra Kongsberg kan få motepris

 上の写真もDark Dawnのコレクションの一部。まだ全体像はショーに向けて未発表なので、部分的に撮影したものをRudy本人から拝借しました。Photo taken by Rudy Wolff。

ホームページ→http://www.rudywolff.com/

Facebookのファンページ「Rudy Wolff, fashion designer」

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 ビョルネ・ホフ(Bjørne Hoff)はイングランド北部のティーズサイド大学でクリエイティブデジタルメディアを専攻した経験から、映画、スペシャルエフェクト、3Dアニメーションを得意としています。日本に熱い思い入れがある彼は、日本の文化や自然をイメージした作品も作り出します。

 左の写真は北欧のクリスマスの妖精、ニッセをイメージして作られたイラストです。

 こちらは「天岩戸」をイメージしたショート・ムーヴィー。

日本を訪れたときの思い出をデジタル化した作品を集めたFacebookのファンページ「Digitally Re-constructed Memories」。

その他現在試聴可能なショート・ムーヴィーはhttp://vimeo.com/user3708339/videosにて。

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 ダニエルは"Denial the Rice Cracker"という肩書きで歌っている傍ら、Tocksick Dandruffというバンドでヴォーカリストもしています。フィリピンを背景に持つ彼は、フィリピンのテレビ番組でもプロモーションビデオが放送されており、ノルウェーでは頻繁にコンサートも開催。実はダニエルは日本語も話せます。

YouTubeでのRice Cracker musicのチャンネルはこちら

"Gorilla Guerrilla"のPV

 ☆5人はそれぞれが異なる世界で才能を発揮しています。ノルウェー人の作品は日本では恐らくまだ話題になることがあまりないかもしれません。ちょっと視界を広げて探索してみると、地球の裏側のノルウェーにも、たくさんの才能ある人々がいます。

※写真・映像は全て本人たちの許可を得て掲載。

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