新型インフルエンザの感染が一気に拡大

公開日 : 2009年11月13日
最終更新 :

- ヨーロッパでトップの感染率

ノルウェーで90万人(人口の17%)が新型インフルエンザに感染したとのことです。

先週だけで一気に50万人の感染を確認し、これまでに16人が死亡。

現在、26万人分のワクチンの発注が遅れています。

(2009/11/12付けのAftenposten紙参照)

医療機関にてインフルエンザのワクチン接種を行っていますが、混雑が続いています。

また、治療薬のタミフルが一部の対象者に限り、処方箋なしで薬局で購入可。

当初、新型インフルエンザが日本のニュースで大騒ぎされている頃、

「他の国は騒ぎ過ぎだよ〜、普通のインフルエンザとそんなに変わらないよ」、

というのが大方の見解で、メディアで取り上げられることもほとんどありませんでした。

先月辺りから感染が確認され初め、現在では公共機関の洗面所では

手指乾燥機の使用を中止し、ドライペーパーを使用。

アルコールが至る所に設置されています。

政府機関ではどうしてここまで一気にノルウェーで感染が拡大したのか調査中とのことです。

ちなみに、私個人の意見ですが、「うがいをしない」ことが少しは原因のような気がします。

ノルウェーは「うがい」を風邪やインフルエンザ対策の一環としては元々考えていないようで、

彼らの前でうがいをすると不思議な顔をされ、笑われます。

「日本の幼稚園では、風邪対策で緑茶でうがいをしている所もある!!」と言うと、

更に笑われます。

「手洗い」は推奨するのに、「うがい」を全く重視しない国。

とても不思議です。

新型インフルエンザの現在の詳細は以下を参照:

保険当局ホームページ(英語、ノルウェー語)

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