南仏プロヴァンスは意外に寒い
南フランスと言えば冬でも暖かいというイメージですが、プロヴァンスは意外と寒いのです。
コート・ダジュールのニースやカンヌと比べると、気温は同じでも体感温度が下がります。
それは、『ミストラル』(Mistral=親方)という強い北風のせいです。
フランス南東部に吹く地方風の名前です。
この風はプロヴァンスでは年中吹いているのですが、特に冬はきつくなります。
アルプス山脈や中央山塊からローヌ河谷を通って、地中海に抜けて吹き抜ける
寒冷で乾燥した北風です。ひどい日には1週間以上続くこともあります。
隣接地域のイタリア北西部で吹く同じ風は、イタリア語でマエストラーレ(maestrale) です。
体感温度はグッと下がって寒いのですが、このミストラルの恩恵はお天気が保証され、
ゴッホやセザンヌが描いたあの青空がどこまでも深く広がります。
意外に寒いプロヴァンスに冬いらっしゃた旅行者の方、是非、このミストラルを
青空体験して頂くの面白いかと思います。
ミストラルの中、結婚写真撮影にいどむカップルもいます。
やはり、愛する二人は寒くても関係ないのでしょうね。
どうぞ、末永くお幸せに♪
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