イタリアのカーニバル
今年もカーニバルが終わってしまいました・・・・。ちなみに今年は日本で過ごしたので、すっかり忘れておりましたが・・・(笑)
カーニバルはカトリック圏で見られる独特の行事で、四旬節の前に行われます。普段、一週間ほど続きます。イタリア各地では、仮装パレードが行われたり各地でお祭り騒ぎします。ヴェネツィアの仮装祭が日本でも有名ですね。ヴェネツィア以外でも、皆が色々な仮装をして、お祝いするのが主流です。
ちなみにシチリアでは、シャッカというアグリジェントの近くにある街のパレードがイタリア全国でも有名です!巨大な人形の(毎年テーマが変わる)山車が町をパレードします。
そこで、今回はこのカーニバルの時期に食べる揚げ菓子を紹介します。
このお菓子は、地域によって呼ばれ方が違ったりします。ここ、シチリアではchiacchiere(キアッキエレ、おしゃべりという意味)と呼びます。北部のほうでは、cenci(チェンチ、布切れという意味)やlattughe(ラットゥーゲ、レタスという意味)などと言ったりします。この時期、バールやお菓子屋さんでしょっちゅう見かけるのですが、実はお家でも簡単に作れます。
-材料-
薄力粉 150グラム
バター 15グラム
砂糖 大さじ3杯
卵 小一個
リキュール 小さじ一杯
粉砂糖 70グラム
油(揚げ用)
塩 少々
-作り方-
①薄力粉をふるいにかけます。そこへ、サイコロ型に切ったバターと、砂糖、卵、リキュール、塩少々を加えて混ぜ合わせます。
②種がほどよく滑らかで、どっしりとした感じになるまでよく混ぜ合わせます。その後冷蔵庫で10分ほど休ませます。
③種を取り出し、麺棒で、生地が2~3センチの薄さになるように伸ばします。
④ぎざぎざのついたパイカッターで長方形に切ります。
⑤熱した油でからっと揚げます。
⑥粉砂糖を上から振りかけます。
どうですか??とっても美味しそうでしょ??食べだしたら止まらないので、食べ過ぎにご注意!!
筆者
イタリア特派員
小湊照子
イタリアのシチリア在住で会社経営者です。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。