「勝利にふさわしいのは錦織だった」by トニー・ナダル
普段スポーツ観戦にはまったく興味がなく、サッカーのルールさえわからない私ですが、
今日行われたテニスのマドリード・オープン決勝戦は別でした。
日本人では初の世界ランク12位にいる錦織選手が、1位のナダルと対戦するのですから。
第1セットは6-2で勝ち、第2セットも最初は4-0と勢いがあり、この調子だと優勝?と思いました。
が、昨日の準決勝の疲れが残っていたのか腰痛に見舞われ、途中でメディカルタイムアウトを取得。
結局4-6で落としてしまいました。そして第3セットで0-3と押され、痛みのためにやむなく棄権することに・・・。
おそらく誰もが錦織選手が勝つと思った試合。それも決勝戦で、相手は世界の王者。
どんなに悔しかったことでしょう。表彰式の錦織選手の表情を見て、涙が出そうでした。
ナダルのコーチでおじさんでもあるトニー・ナダルはこう話したそうです。
"No nos merecimos la victoria. El otro (Nishikori) sí, porque ha jugado mejor durante
todo el tiempo. Es una victoria injusta y hemos tenido mucha suerte"
(勝利にふさわしいのは私達ではなく、錦織だった。彼は試合中ずっとナダルを上回る
プレーをした。今回の勝利はフェアではなく、私たちは運が良かっただけだ。)
今後のことを考えると、棄権を選んだのは正しい選択だったと思います。
今回の悔しさをバネに、さらに大きく羽ばたいてほしいですね。
ランキングに参加しています。
↓↓↓クリックして頂けると嬉しいです^^↓↓↓
筆者
スペイン特派員
田川 敬子
東京生まれの東京育ち。オリーブオイル専門家としてスペインと日本で活動するほか、複数のウェブサイトにスペイン情報を寄稿。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。