12/6は『サンタの日』プレゼントはチョコレート?それとも...「Mikulás napja」
明日、12月6日は 聖ミクラーシュの日(聖ミクローシュの命日)
通称 「サンタクロースの日」⭐︎
日本ではクリスマスにサンタクロースが来ますが、
ハンガリーでは一足お先に、12月6日にサンタクロースがやってきます!
サンタクロースが12月5,6日にブダペストにやってくるのは、
この「サンタクロースの日」のためなのです♪
日本でこのサンタクロースの日の話をすると、
必ず「じゃあ、クリスマスには誰が来るの?」 という質問を受けます。
クリスマスはキリストの降誕祭なので、
12月24日にプレゼントを届けてくれるのはキリスト。
サンタクロースは来ないのです。
逆にハンガリーで、日本ではクリスマスにサンタクロースが来るという話をすると
ハンガリー人たちはみんなきょとんとした顔になり、
「じゃあ、サンタクロースの日には誰が来るの?」 と不思議がります。
文化の違いって、面白いですね。
![th_P1080928.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/12/th_P1080928-thumb-600x450-130978.jpg)
サンタクロース型のチョコレートはプレゼントの定番!
さて、そんなサンタクロースの日。
ハンガリーでは5日の夜、きれいに磨いたブーツや靴を玄関や窓辺に置いておくと
翌朝 "良い子" の靴の中には、チョコレートなどのお菓子やナッツなどが入っています。
もちろん、これはサンタクロースからのプレゼントです。
ところが "悪い子" のところには、サンタクロースはやってきません...
代わりに 「Krampusz (クランプス)」 という悪魔がやってくるのです!!
![th_P10809.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/12/th_P10809-thumb-600x449-130986.jpg)
"悪い子" は、悪魔から「Virgács (ヴィルガーチ)」 という
金色に塗られた小枝の束をもらいます。
悪い子はこれでお仕置きをするよ!ということだそう。
実際は両方もらう子もいるそうなので、しつけの意味があるのでしょうね。
ヴィルガーチは、スーパーマーケットで 100HUF (約49円) で買いました。
他には、お花屋さんなどでも売っているようです。
今回はブログ用に1束購入しましたが、もちろん誰にもあげる予定はありません...!
![th_P1080911.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/12/th_P1080911-thumb-600x450-130982.jpg)
またこどもたちだけでなく、大人たちも会社や友達の間で
チョコレートを渡し合うこともしばしば。
そのため11月下旬からは、スーパーマーケットなどには
チョコレートが所狭しと並び始めます。
お店の広告にも各メーカーのチョコレートがずらりとこの通り。
まさに、サンタクロース型チョコレート商戦です!
![th_P1080920.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/12/th_P1080920-thumb-600x450-130984.jpg)
そしてこちらは、この時季になるとお花屋さんにずらりと並ぶ
日本でもおなじみの、冬が似合うお花「ポインセチア」
ハンガリーでは、サンタクロースの花 「Mikulásvilág (ミクラーシュヴィラーグ)」
と呼ばれています。
お部屋にひとつあるだけで、クリスマス準備の雰囲気が高まりますね。
サンタクロースの日は、いよいよ明日!
今年のプレゼントは、チョコレートかヴィルガーチか...
一年を反省をしながら、明日の朝を迎えることになりそうです。
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