天然アロマに包まれる「Tihany」ティハニのラベンダーフェスティバル
中央ヨーロッパ最大の湖、バラトン湖 (通称:ハンガリーの海) の北岸に突き出している
唯一の半島 Tihany (ティハニ) に行って来ました。
![tihany1.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/06/tihany1-thumb-600x379-113698.jpg)
今回、この時季を狙ったのは "ラベンダーフェスティバル" が開催されるため。
フェスティバルはさることながら、私のお目当てはラベンダー摘み!
Tihany と言えば、11世紀半ばに建てられたベネディクト修道院や
バラトン湖のパノラマを満喫できることで有名なのですが、
実はここ、ラベンダーの名所でもあるのです。
ブダペストからは、車で1時間半ほどで Tihany に到着します。
ところが、公式ホームページを見てもフェスティバルの案内を見ても
ラベンダー摘みができる畑の住所はどこにも記載されていません。
あるのは "ティハニ半島への導入路の横に広がっているラベンダー畑" という情報だけ...
この大雑把な情報で無事辿り着けるのかと少し心配だったのですが、
半島に繋がるメイン通り Kossuth Lajos utca に入るとすぐに
視界に鮮やかなラベンダー色の野原が飛び込んできました!!
![th_P1070546_2.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/06/th_P1070546_2-thumb-600x450-113789.jpg)
風が吹くたびに、フレッシュなラベンダーの香りがふわりと漂います。
天然アロマシャワーを全身に浴びながら、思わず腕を広げて深呼吸〜!
まずは畑のすぐ近くにある小さなテントで、ラベンダー摘みの受付けをしました。
2,000HUF (約900円) を支払って、専用の紙袋 (28cmX21 cmx11cm) を貰います。
この紙袋がいっぱいになるまで、ラベンダー摘み放題ということです♪
1人1袋ではないので、数人で1袋持ち帰るというのもOKです。
剪定ばさみは無料で貸し出してくれます。
![th_P1070543.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/06/th_P1070543-thumb-600x450-113791.jpg)
![th_P1070533.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/06/th_P1070533-thumb-600x450-113793.jpg)
畑の半分は、写真撮影エリアになっていました。
ラベンダー摘みをしない人も自由に入って、ゆっくりと撮影することができます。
![th_P1070519.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/06/th_P1070519-thumb-600x450-113795.jpg)
ブライダル写真を撮影していたカップルがいました♡
![th_P1070549_2.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/06/th_P1070549_2-thumb-600x449-113797.jpg)
こちらはラベンダー摘みエリア。写真の奥に見える道路側から順に
斜面を上りながら摘んでいきます。
畑の中ほどにロープが張られていて、その先は翌日以降に解放するようでした。
紙袋がいっぱいになったので、次はメイン通り Kossuth Lajos utca を更に進み
半島の中にある小さな湖 Belső-tó へ向かいます。
途中、野菜を売っていた地元のおばさんが裏の小道を指さして、
「この先に、とびっきりきれいな景色が見られる場所があるわよ」と教えてくれたので
ちょっと寄り道してみると...
![th_P1070564.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/06/th_P1070564-thumb-600x450-113799.jpg)
そこには、バラトン湖のパノラマが広がっていました!
日が差している部分が、明るいエメラルドグリーンに輝いています。
![th_P1070569_2.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/06/th_P1070569_2-thumb-600x449-113805.jpg)
Belső-tó のほとりでは、ラベンダーフェスティバルが開催されていました。
手作りのラベンダーのポプリやリース、ソープやアロマオイルなどが売られています。
どこを歩いていてもつい深呼吸してしまうほど、ラベンダーのやさしい香りが漂っていました。
![th_P1070565.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/06/th_P1070565-thumb-600x450-113801.jpg)
丘の上に、ベネディクト修道院が見えます。
バラトン湖側からの写真はよく見かけますが、ここからの姿も素敵です。
![th_P1070573.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/06/th_P1070573-thumb-600x450-113803.jpg)
夕暮れ時の Belső-tó 周辺には、ゆったりとした時間が流れていました。
![th_P1070579.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/06/th_P1070579-thumb-600x449-113813.jpg)
帰宅してラベンダーをカゴに入れ替えてみると、思ったより大量に摘めていたことが判明!
これは、紙袋1袋分です。2人で1袋にしておいて正解でした。
乾燥しないうちにと、すぐにラベンダースティック作りに取り掛かります。
![th_P1070598.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/budapest/assets_c/2014/06/th_P1070598-thumb-600x450-113811.jpg)
天然アロマに癒され作業が進み、沢山のラベンダースティックが出来上がりました!
こうしておけば、乾燥した花がポロポロと落ちてくることがありません。
香りが弱くなってきたら少し揉むと、何度でもフレッシュな香りが復活するので長く楽しめます。
摘みたてのラベンダーが手に入る方は、ぜひお試しください。
6月の Tihany はラベンダー好きな方にはもちろん、自然の中でリラックスしたい方や
期間限定のラベンダー色の景色を楽しみたい方にもおすすめです!
Levendula szedés Tihany 2014 / ラベンダー摘み ティハニ 2014
日程: 2014年6月16日(月)〜6月29日(日) 10:00〜20:00
場所: Kossuth Lajos utca と Levendula utca の間に広がるラベンダー畑
※ 下の地図に、ラベンダー畑の場所を表示しておきます。
(ハンガリー語、英語、ドイツ語、ロシア語、フランス語)
料金: 1袋 2,000HUF (約900円)
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