フィレンツェの高台にある、隠れ家的フィレンツェ市営美術館☆
この美術館に行ってからすでに1ヶ月が経ってしまいました・・・
そこを教えて連れて行って下さったのは、在住20年以上にもなる
あらゆる意味での先輩であるお友達。
すぐにご紹介すればまだまだその展覧会がやっていたんですが、
きっと心の中にある『まだ内緒にしておきたいなぁ』という気持ちが
起動してしまったのだなと思います。
ちなみに、私が行った時にやっていた展覧会は
「Il Rinascimento da Firenze a Parigi ~Andata e ritorno」
「フィレンツェからパリへ、ルネサンスの往復」
だったのですが、素晴しい内容でした・・・
パリにあるMuseo Jacqemart-Andre'
ジャックマール=アンドレ美術館が所蔵する
ルネサンス時代に作成されて
フィレンツェから出て行った作品を展示した
凱旋展覧会でして、ボッティチェッリ、ドナテッロ、
マンテーニャ、パオロ・ウチェッロという
そうそうたるメンバーの力作が揃ったものでした。
不思議な事に、パリの美術館の中でも
飛び抜けて好きなジャックマール=アンドレ美術館からの
提供作品とのことで、個人的にすごく特別なものを感じました。
パリから一時帰国をした作品達は
どことなく、誇り高いような、
エトランジェの風格を纏ったようで、
イタリアの作品でありながら違う国の空気を
感じたのでした。
とはいえ、1月10日から3月16日まで行われる展覧会は
フィレンツェ出身のアルマーニと仕事をしている
世界的ファッション写真家の
Aldo Fallai氏(アルド・ファライ)展覧会が控えていて
これも見逃せなさそう。
どちらにしても、館内の撮影は禁止ですし、
展覧会の様子は詳しくはお伝え出来ないのですが、
この美術館はなんといっても立地が素敵。
ドゥオーモを背に、ポンテヴェッキオを渡ってすぐの左側へ曲がり・・・
文章でご説明しようかと思ったのですが、
やはり誤解も招きそうな予感がしたので〜
コチラの地図でご覧になってみて下さいね☆
![PC060623.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/florence/assets_c/2014/01/PC060623-thumb-420x315-93478.jpg)
こちらはフィレンツェ市営の美術館なため、
前にご紹介しました
Amici degli Uffizziの会員は、お庭だけは入れますが、
展覧会の入場出来ません。
Firenze Card所有の方も入場出来ませんのでご注意を・・・
とはいえ、こちらは展覧会の内容が他の美術館とは
趣向が違っていて、館も他の国立美術館にありがちな
ただただ広いものではなく、丁度良い大きさの、
数十年前までは実際に住んでいる人がいたという
のが伝わって来る、「隅々まで息のかかった」
血が通っている我々に身近な美術館なのです。
フィレンツェにお住まいの方で、コープの会員証を
提示出来る方であれば、2€の割引がありますので
是非ご利用になってみて下さいね♡
展示室が行く手にも別れているのですが、2階にあった展望デッキは
必ず行って頂きたいです。
そちらからの眺めは〜〜
コチラッ!!!
![PC060636.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/florence/assets_c/2014/01/PC060636-thumb-600x450-93480.jpg)
まさに冬らしい霧と雲がフィレンツェを覆ったお天気で
ロマンチックな雰囲気たっぷり。
ミケランジェロ広場からは見えない町の様子が
さらに近くに見れて、なんだか嬉しくなりました。
そして、12月から3月までの期間は
毎週火曜日の17時からはこちらのピアノのあるサロンで、
コンサートとアペリティーボをしているそうです。
![PC060677.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/florence/assets_c/2014/01/PC060677-thumb-420x315-93482.jpg)
夏時間にはまた違う時間に始まるのだと思いますが、
テラスの窓を開放してのアペリティーボは、
フィレンツェの暮れ行く風景を眺めながら楽しめそうですし、
心に残る素敵なひと時を過ごせるのは間違いなさそうです。
特筆すべきなのは夏期はレストランがオープンしていること♡
外で楽しむテラスで楽しむお食事がお勧めなのだとか!
![PC060710.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/florence/assets_c/2014/01/PC060710-thumb-420x315-93484.jpg)
サロン横のテラスにあるインドのガンジー像と、
フィレンツェの風景。
そのままお庭を降りて行って
下にあるステファノバルディーニ美術館を抜けて出る事が出来ます。
![PC060726.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/florence/assets_c/2014/01/PC060726-thumb-420x315-93486.jpg)
![PC060730.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/florence/assets_c/2014/01/PC060730-thumb-420x315-93488.jpg)
![PC060732.JPG](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/florence/assets_c/2014/01/PC060732-thumb-420x315-93490.jpg)
冬であっても魅力たっぷりですが、
春から夏にかけてのお天気のよい時に、
外でゆっくり寛ぎたい時にも出かけて行きたい
少し内緒にしておきたいとっておきの美術館でした。
Villa Bardini
Costa San Giorgio 2
インフォメーション&ご予約の電話番号は
055-20066206
月曜から金曜日は9:30〜13:00と15:00〜17:00
もしくは土曜、日曜日も受付している番号が
055-2638599
一般の入場料が8€。
割引を使うと6€。
17時からのアペリティーボは入場料が6€とのことです。
よろしかったら愛のワンクリックを
お願い致します☆
↓↓↓
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。