新しい図書館で過ごす楽しみは・地域図書館は有料で土日と8月はお休み
プレヴェンには二つ図書館があります。プレヴェン医科大学に近いほうの図書館は1954年設立ですが、今の場所には2010年から開館し、とても新しい建物で市民や各国からの留学生たちに利用されています。
しかし、驚いたことはプレヴェンの図書館はどちらも有料で平日だけ利用でき、8月はまるまるお休みです。土日や夏休みに図書館で涼んで読書や勉強ということはできないです。暑い日は昔ながらのやり方でエアコンではなく、窓を開けて涼を取り入れます。
図書館は2階と4階にあり、建物に入ると階段を上がって2階から入ります。そして音楽や芸術関係の本が並ぶ4階へはこの2階を通って奥の階段を上ります。扉が薄くて軽いのが特徴です。
ちなみに図書館利用料は、
1日1レヴ(約70円)
1週間2レヴァ(約141円)
1ヶ月3レヴァ(約212円)
1年5レヴァ(約354円)となっています。
本を静かに読んで満喫できるので、寄付金だと思えば有料でも仕方ないです。初めて来た時知らずに扉を開けて直接本を探しに入っていったら、あとで司書さんに1レヴ払ってと声かけられました。
疲れたらインターネットで遊んでもいいと説明されました。ただマウスの調子は悪く、回線は弱く遅いとのことです。閲覧室で飲食も構いません。
この図書館は広い空間に本がたくさんあるのではなく、オフィスのように廊下があって、各ジャンルに分かれて本の部屋が分かれています。
アメリカ大使館からの寄付で英語で書かれた本も置いてありました。
この階段の踊り場にあるレリーフはキリル文字の考案者、キリル(Кирил) とメトディー(Методий)で重要な歴史上の人物です。この階段の設計は不思議で段が一段一段低いので、歩いていると歩調がおかしくどうも気になります。
4階の廊下を進むと音楽や美術の芸術関係の部屋があります。楽譜が大量にあったり、美術書がブルガリア語に混じって英語やフランス語、ロシア語など色々な言語の本が一つの棚に入り混じっています。
2階の奥が一番広くて新刊やカラーの写真集が置いてあります。世界の美しい場所を集めた本やナショナル・ジオグラフィックの生き物たちの写真集など、見ていて楽しい本がここに集まっています。
「フリスト・スミルネンスキ」地域図書館(Регионална Библиотека "Христо Смирненски" )
開館時間:8:30-19:30
閉館日:土曜と日曜
住所:ul. "Doyran" 79, Pleven, Bulgaria
website:http://www.lib-pleven.com/
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