No.152真夜中のカテドラル(大聖堂)が公開される一夜(5/9)inフランス、ルクセンブルグ、ドイツ・トリーア
今年で8回目となる「La Nuit des Cathédrales(大聖堂の夜)」。今年は、5月9日開催となります。
Cathédrale(カテドラル)というのは、日本語で大聖堂と訳されますが、司教が長を務める教会のことです。司教は、カトリックでいう神父(司祭)のうち、高位にあたる役職です。そのため、カテドラルは、一般的に、大きな町(または歴史の中で重大な位置を占めたことのある町)に建てられていることが多いですし、建築自体も、普通の教会よりも大きく立派な造りです。
フランスには、154のカテドラルがあります。
有名なところでは、パリのノートルダム寺院、
パリ・ノートルダム寺院
シャンパンで有名なランスのカテドラル、
ランスのカテドラル
アミアンのカテドラル、
アミアンのカテドラル
バラ窓で有名なシャルトルのカテドラルなどが挙げられるでしょう。
「大聖堂の夜」では、フランスの31のカテドラルと、ルクセンブルグのノートルダム大聖堂、ドイツ・Trierの聖ピーター大聖堂の33箇所が、夜中の0時までその門を開きます。
(モーの大聖堂のみ、5月16日開催)
それぞれ大聖堂のガイド付きツアーや、オルガンコンサート、ミサ、キャンドルサービスなど、場所によってプログラムが異なります。詳しくはこちらでご確認ください。ほとんどの場所で参加は無料。荘厳な夜のカテドラルを体験できる稀な機会です。
その日フランスにいらっしゃる方、お近くに大聖堂があれば、ぜひ脚を運んでみてくださいね。
(冠ゆき)
筆者
フランス特派員
冠 ゆき
1994年より海外生活。これでに訪れた国は約40ヵ国。フランスと世界のあれこれを切り取り日本に紹介しています。
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